音源分離
音源分離とは、一つの音源データの中から複数の音の要素(話し声・音楽・環境音など)を分けて取り出す技術です。
Catalyst Prepare では、混ざって録音されている一つの音声トラックを独立した音声トラックに分けることができます。
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[Catalyst Prepare] ウィンドウの上部にある[整理]ボタンをクリックして、メディア ブラウザを表示します。
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音源分離するクリップを選択します。
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[音源分離]ワークスペースを表示するには、以下いずれかの操作を実行します。
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[Catalyst Prepare]ウィンドウの下部にある[音源分離]をクリックします。
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[Catalyst Prepare]ウィンドウの下部にある[ツール]ボタンをクリックして、[音源分離]を選択します。
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[整理]ペイン内のクリップを右クリックし、ショートカット メニューから[音源分離]を選択します。
複数のクリップが選択されている場合、[音源分離]も使用できます。
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[音源分離]ワークスペースを使用して、選択されたクリップに対する音源分離設定を行います。
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[整理]ボタンをクリックして,ファイルの保存先フォルダを選択します。
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分離するトラックを選択します。声、風、その他を選択してエクスポートすることができます。
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カスタムサフィックスは、エクスポートされたファイルのサフィックスを編集するためにチェックすることができます。
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エクスポートするファイルのフォーマットを選択します。
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[エクスポート] ボタンをクリックし、音源分離が適用されたオーディオフォルダーのエクスポートを開始します。
書き出し形式はWAVです。現在、Catalyst PrepareはWAVに対応していませんので、エクスポートしたフォルダをブラウザで開いて、確認してください。
ビデオクリップに含まれる音声は以下のフォーマットである必要があります。
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音声フォーマット:PCM
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サンプルレート:48kHz
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ビットレート:16bit/24bit
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チャンネル:2以上※1 ※2
※1チャンネル数が2以上の場合、先頭2チャンネルの音源に対して分離処理を実行します。
※2 入力となる2チャンネルの音源は同じマイクで記録したステレオ音源である必要があります。別撮りした音声などが含まれている場合、正しく分離できないことがあります。
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進行状況はCatalyst Prepareウィンドウの上部にあるアクティビティ ペインに表示されます。複数のファイルを選択した場合は、各エクスポート ジョブに複数のファイルを含めることができます。複数のエクスポート ジョブがキューに含まれている場合は、ジョブごとの進行状況が表示されます。
コントロールについて詳しくは、"ライブラリからのメディアのエクスポート"参照してください。