ワンセグTV放送について
ポータブルラジオレコーダーでは携帯端末向けデジタル放送であるワンセグTV放送の音声を聞くことができます。
地上デジタル放送は1チャンネル6 MHzの帯域幅を13個のセグメントに分割して放送しています。そのうち1つのセグメントを用いて放送することから「ワンセグ」と呼ばれています。詳しくは、社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)のホームページをご覧ください。
ワンセグTV放送を聞きながら、テレビで地上デジタル放送を見る場合のご注意
- ポータブルラジオレコーダーでワンセグTV放送を聞きながら、地上デジタル放送対応のデジタルテレビなど別の機器で同時に同じ番組を視聴すると、それぞれの画像と音声がずれて聞こえる場合があります。これは、機器によって受信した音声の処理にかかる時間が異なることによるもので、ポータブルラジオレコーダーの故障ではありません。
- ワンセグTV放送では、地上デジタル放送と異なる独自の番組を放送する場合があります。その場合には、ポータブルラジオレコーダーで聞く音声はテレビの番組音声とは異なります。
複数サービスとは
ワンセグTV放送では、1つのチャンネル分で、2~3番組を同時に放送することができます。たとえばスポーツ中継が延長したときに、メインチャンネルでは予定どおりの番組を時間通りに放送し、サブチャンネルでは延長となったスポーツ中継を引き続き放送することができます。複数サービスを受信するためには、追加登録などでチャンネルスキャン操作を行ってください。複数サービスについては、実施している放送局と実施していない放送局があります。複数サービスを実施している放送局を受信すると放送局名のあとに(1)、(2)などの数字が付きますが、放送局によってはメインチャンネルのみしか放送していなくても、放送局名の後に(1)が表示される場合があります。
ご注意
- 緊急警報放送による自動起動には対応していません。
- ワンセグTV放送のサービスエリア以外では、ワンセグTV放送を楽しむことはできません。また、放送エリア内であっても、地形や構造物などの周囲環境、本体を置く場所や向き、電波の伝播状況などによっては受信できません。
- 番組名、番組表(EPG)、字幕などの表示機能はありません。
- ワンセグTV放送(UHF)の受信では従来のアナログTV放送(VHF)と異なり、場所によって音が聞こえなかったり、全く聞こえなくなることがあります。電波が遮られない場所でポータブルラジオレコーダーをお使いください。