MDR-10RBT

BLUETOOTH無線技術とは

Bluetooth®(ブルートゥース)無線技術は、パソコンやデジタルカメラなどのデジタル機器同士で通信を行うための近距離無線技術です。およそ10 m程度までの距離で通信を行うことができます。必要に応じて2つの機器をつなげて使うのが一般的な使いかたですが、1つの機器に同時に複数の機器をつなげて使うこともあります。
無線技術によってUSBのように機器同士をケーブルでつなぐ必要はなく、また、赤外線技術のように機器同士を向かい合わせたりする必要もありません。例えば片方の機器をかばんやポケットに入れて使うこともできます。
BLUETOOTH標準規格は世界中の数千社の会社が賛同している世界標準規格であり、世界中のさまざまなメーカーの製品で採用されています。

BLUETOOTH機能の対応バージョンとプロファイル

プロファイルとは、BLUETOOTH機器の特性ごとに機能を標準化したものです。本機は下記のBLUETOOTHバージョンとプロファイルに対応しています。
対応BLUETOOTHバージョン:BLUETOOTH標準規格Ver.3.0 準拠
対応BLUETOOTHプロファイル:
  • A2DP(Advanced Audio Distribution Profile):高音質な音楽コンテンツを送受信する。

  • AVRCP(Audio Video Remote Control Profile):再生、一時停止、停止など、AV 機器を操作する。

  • HSP(Headset Profile)*:通話/携帯電話を操作する。

  • HFP(Hands-free Profile)*:ハンズフリーで通話/携帯電話を操作する。

* 携帯電話のBLUETOOTH機能がHFPとHSPの両方に対応している場合は、HFP(Hands-free Profile)を使用してください。
ご注意
  • BLUETOOTH機能を使うには、相手側BLUETOOTH機器が本機と同じプロファイルに対応している必要があります。ただし、同じプロファイルに対応していても、BLUETOOTH機器の仕様により機能が異なる場合があります。

  • BLUETOOTH無線技術の特性により、送信側での音声・音楽再生に比べて、本機側での再生がわずかに遅れます。

  • 航空機内での使用は、電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となるおそれがあるので、使用しないでください。