使用上のご注意

無線の周波数について

本製品が使用している周波数は、他の無線機器でも使用していることがあります。

他の無線機器との電波干渉を防止するため、下記事項に注意してご使用ください。

2.4 GHz機器使用上の注意事項

本製品の使用周波数は2.4 GHz帯です。この周波数帯では電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか、他の同種無線局、工場の製造ライン等で使用される免許を要する移動体識別用構内無線局、免許を要しない特定の小電力無線局、アマチュア無線局等(以下「他の無線局」と略す)が運用されています。

  1. 本製品を使用する前に、近くで「他の無線局」が運用されていないことを確認してください。

  2. 万一、本製品と「他の無線局」との間に電波干渉が発生した場合には、速やかに本製品の使用場所を変えるか、または本製品の運用を停止(電波の発射を停止)してください。

  3. 不明な点その他お困りのことが起きたときは、ソニーの相談窓口までお問い合わせください。

本体

この無線製品は2.4 GHz帯を使用します。変調方式としてFH-SS変調方式およびその他の変調方式を採用し、与干渉距離は30 mです。

リモコン

この無線製品は2.4 GHz帯を使用します。変調方式としてその他の変調方式を採用し、与干渉距離は30 mです。

Bluetooth接続のご注意

  • Bluetooth無線技術では約10mまでの距離で接続できますが、障害物(人体、金属、壁など)や電波状態によって接続有効範囲は変動します。

  • Bluetooth機器と無線LAN( IEEE802.11b/g)は同一周波数帯(2.4 GHz)を使用するため、無線LANを搭載した機器の近辺で使用すると、電波干渉が発生し、接続速度の低下、雑音や接続不能の原因になる場合があります。この場合、次の対策を行ってください。

    • ICレコーダーとBluetooth機器を接続するときは、無線LANを搭載した機器から10m以上離れたところで行う。

    • ICレコーダーとBluetooth機器をできるだけ近づける。

    • 無線LANを搭載した機器から10m以内で使用する場合は、無線LANの電源を切る。

  • Bluetooth機器が発生する電波は、電子医療機器などの動作に影響を与える可能性があります。場合によっては事故を発生させる原因になりますので、次の場所ではICレコーダーとBluetooth機器の電源を切ってください。

    • 病院内/電車内の優先席付近/航空機内/ガソリンスタンドなど引火性ガスの発生する場所や、自動ドアや火災報知機の近く

使用場所について

  • 運転中の使用は危険ですのでおやめください。

  • 飛行機内で使用する際は、離着陸時など、機内のアナウンスに従ってご使用をお控えください。

取り扱いについて

  • 落としたり、重いものを乗せたり、強いショックを与えたり、圧力をかけないでください。ICレコーダーの故障の原因となります。

  • ICレコーダーをお使いになるときは、キャビネットの変形や故障を防ぐために、次のことを必ずお守りください。
    • ICレコーダーをズボンなどの後ろのポケットに入れて座らない。
    • ICレコーダーにヘッドホンを巻き付けたまま、かばんの中に入れ、外から大きな力を加えない。
  • 次のような場所には置かないでください。
    • 温度が非常に高いところ(60℃以上)。
    • 直射日光のあたる場所や暖房器具の近く。
    • 窓を閉めきった自動車内(特に夏季)。
    • 風呂場など湿気の多いところ。
    • ほこりの多いところ。
  • 水がかからないようご注意ください。ICレコーダーは防水仕様ではありません。特に以下の場合ご注意ください。
    • 洗面所などでICレコーダーをポケットに入れての使用。
      身体をかがめたときなどに、落として水ぬれの原因になる場合があります。
    • 雨や雪、湿度の多い場所での使用。
    • 汗をかく状況での使用。
      ぬれた手で触ったり、汗をかいた衣服のポケットにICレコーダーを入れると、水ぬれの原因になることがあります。
  • 空気が乾燥する時期にヘッドホンを使用すると、耳にピリピリと痛みを感じることがありますが、ヘッドホンの故障ではなく、人体に蓄積された静電気によるものです。静電気の発生しにくい天然素材の衣服を身に着けていただくことにより、軽減されます。

万一故障した場合は、内部を開けずにお買い上げ店またはソニーサービス窓口にご相談ください。

ご使用について

  • ヘッドホンをご使用中、肌に合わないと感じたときは早めに使用を中止して医師またはソニーの相談窓口に相談してください。

  • ヘッドホンを付けたまま寝ないでください。

ノイズについて

  • 録音中や再生中に本体を電灯線、蛍光灯、携帯電話などに近づけすぎると、ノイズが入ることがあります。

  • 録音中に本体に手などが当たったり、こすったりすると、雑音が録音されることがあります。

お手入れ

本体表面が汚れたときは、水気を含ませた柔らかい布で軽くふいたあと、からぶきします。

シンナーやベンジン、アルコール類は表面の仕上げを傷めますので使わないでください。

バックアップのおすすめ

万一の誤消去や、ICレコーダーの故障などによるデータの消滅や破損にそなえ、大切な録音内容は、必ず予備として、パソコンなどに保存してください。

ICレコーダーを廃棄するときのご注意

廃棄するときは、内蔵メモリーの初期化を行い、すべてのデータを削除してください。

機器に内蔵されている充電式電池はリサイクルできます。

この充電式電池の取り外しはお客様自身では行わず、「ソニーの相談窓口」にご相談ください。

電池の取り扱いについて

電池を火のそばや直射日光のあたるところなど、高温の場所で使用、保管、放置しないで下さい。

破裂したり、液が漏れたりして、けがややけどの原因となることがあります。

電池についての安全上のご注意

液漏れ・破裂・発熱・発火・誤飲による大けがや失明を避けるため、以下の注意事項を必ずお守りください。

電池の種類については、電池本体上の表示をご確認ください。

種類によっては該当しない注意事項もあります。


充電式電池:

  • ニカド(Ni-Cd)

  • ニッケル水素(Ni-MH)

  • リチウムイオン(Li-ion)

乾電池:

  • アルカリ

  • マンガン

充電式電池、乾電池が液漏れしたとき

  • 充電式電池、乾電池の液が漏れたときは素手で液をさわらない。

  • 液が本体内部に残ることがあるため、ソニーの相談窓口またはソニーサービス窓口に相談する。

  • 液が目に入ったときは、失明の原因になることがあるため、目をこすらず、すぐに水道水などのきれいな水で充分洗い、ただちに医師に相談する。

  • 液が身体や衣服についたときは、やけどやけがの原因になるため、すぐにきれいな水で洗い流し、皮膚に炎症やけがの症状があるときには医師に相談する。

充電式電池について

  • 機器の表示に合わせて+と-を正しく入れる。

  • 取扱説明書に記載された充電方法以外で充電しない。

  • バッテリーキャリングケースが付属されている場合は、必ずキャリングケースに入れて携帯、保管する。

  • 火の中に入れない。

  • ショートさせたり、分解、加熱しない。

  • コイン、キー、ネックレスなどの金属類と一緒に携帯、保管しない。

  • 火のそばや直射日光のあたるところ、炎天下の車中など、高温の場所で使用、保管、放置しない。

  • 水などでぬらさない。風呂場などの湿気の多いところで使わない。

  • 外装のビニールチューブをはがしたり、傷つけない。

  • 指定された種類の充電式電池以外は使用しない。

  • 長時間使用しないときや、長時間USB ACアダプターで使用するときは取りはずす。

  • 液漏れした電池は使わない。

  • 種類の違う電池を混ぜて使わない。

乾電池、ボタン型リチウム電池について

  • 小さい電池は飲み込むおそれがあるので、乳幼児の手の届かないところに保管する。電池を飲み込んだときは、窒息や胃などへの障害の原因になるので、ただちに医師に相談してください。

  • 機器の表示に合わせて+と-を正しく入れる。

  • 充電しない。

  • 火の中に入れない。

  • ショートさせたり、分解したり、加熱したりしない。

  • コイン、キー、ネックレスなどの金属類と一緒に携帯、保管しない。

  • 使い切った電池は取りはずす。

  • 新しい電池と使用した電池、種類の異なる電池を混ぜて使わない。

  • 液漏れした電池は使わない。

乾電池、ボタン型リチウム電池について

  • 火のそばや直射日光の当たるところ、炎天下の車中など、高温の場所で使用、保管、放置しない。

  • 水などでぬらさない。風呂場などの湿気の多いところで使わない。

  • 外装のビニールチューブをはがしたり、傷つけない。

  • 指定された種類の電池以外は使用しない。