バルブ撮影
長時間露光で、動きの軌跡を撮影できます。
星の軌跡や、花火の光が尾を引くような写真を撮る場合に適しています。
-
モードダイヤルをM(マニュアル露出)にする。
-
[BULB]が出るまで後ダイヤルを左に回す。
-
前ダイヤルで絞り値(F値)を選ぶ。
-
シャッターボタンを半押ししてピントを合わせる。
-
必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影する。シャッターボタンを押し続けている間、シャッターが開いたままになる。
ヒント
- 打ち上げ花火などのときは、マニュアルフォーカスにしてピントを無限遠にしてください。無限遠の位置がわからないレンズの場合は、同じような場所に上がる花火であらかじめピントを決めて撮影します。
- 画質を低下させずにバルブ撮影を行うためには、本機の温度が下がった状態で撮影を開始することをおすすめします。
- 画像がブレやすくなるため、三脚やシャッターボタンのロック機能を持つ対応リモートコマンダー(別売)のご使用をおすすめします。リモートコマンダーはマルチ/マイクロUSB端子での接続に対応したものをお使いください。
ご注意
- 露光時間が長いほど、画面内のノイズは目立ちやすくなります。
- 撮影後はシャッターが開いていた時間分だけ、ノイズ軽減処理が行われます。処理中は撮影できません。
- 以下の場合はシャッタースピードを[BULB]に設定できません。
- [オートHDR]
- [ピクチャーエフェクト]が[リッチトーンモノクロ]
-
[ドライブモード]が以下のとき
- [連続撮影]
- [セルフタイマー(連続)]
- [連続ブラケット]
- [シャッター方式]が[電子シャッター]
- シャッタースピードを[BULB]に設定しているときに、[ドライブモード]を[連続撮影]、[シャッター方式]を[オート]または[電子シャッター]に設定すると、シャッタースピードは一時的に1/8秒になります。