使用上のご注意

Bluetooth通信について

  • Bluetooth無線技術ではおよそ10 m程度までの距離で通信できますが、障害物(人体、金属、壁など)や電波状態によって通信有効範囲は変動します。
  • Bluetooth機器が発生する電波は、電子医療機器などの動作に影響を与える可能性があります。場合によっては事故を発生させる原因になりますので、次の場所ではヘッドセットおよびBluetooth機器の電源を切ってください。
    • 病院内/電車内の優先席付近/ガソリンスタンドなど引火性ガスの発生する場所
    • 自動ドアや火災報知機の近く
  • ヘッドセットを航空機内で使用する場合は、客室乗務員の指示に従ってください。電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となるおそれがあります。
  • 無線技術の特性により送信側での音声・音楽再生に比べてヘッドセット側での再生が遅れるため、動画視聴時やゲームでご使用の場合、映像と音声がずれる場合があります。
  • ヘッドセットは、Bluetooth無線技術を使用した通信時のセキュリティーとして、Bluetooth標準規格に準拠したセキュリティー機能に対応していますが、設定内容などによってセキュリティーが充分でない場合があります。Bluetooth通信を行う際はご注意ください。
  • Bluetooth通信時に情報の漏洩が発生しましても、当社は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
  • ヘッドセットはすべてのBluetooth機器とのBluetooth接続を保証するものではありません。
    • 接続するBluetooth機器は、Bluetooth SIG, Inc.の定めるBluetooth標準規格に適合し、認証を取得している必要があります。
    • 接続する機器が上記Bluetooth標準規格に適合していても、機器の特性や仕様によっては、接続できない、操作方法や表示・動作が異なるなどの現象が発生する場合があります。
    • ハンズフリー通話中、接続機器や通信環境により、雑音が入ることがあります。
  • 接続する機器によっては、通信ができるようになるまで時間がかかることがあります。

静電気に関するご注意

  • 人体に蓄積される静電気により耳にピリピリと痛みを感じることがあります。天然素材の衣服を身につけることで軽減できます。

装着に関するご注意

  • 使用後は、ゆっくりと耳から取りはずしてください。
  • ヘッドセットは密閉度を高めていますので、強く押された場合や急に耳からはずした場合、鼓膜などを痛める危険があります。また、ヘッドセットを耳に押しつけると、振動板から音が生じる場合がありますが、故障ではありません。

その他のご注意

  • ヘッドセットは精密機器のため落としたりぶつけたりなどの強いショックを与えないでください。
  • 携帯電話でご使用の際、電波状況、場所の影響により、ご使用できない場合があります。
  • ドライバーユニットに息を吹きかけないでください。
  • ヘッドセットを使用中に気分が悪くなった場合は、すぐに使用を中止してください。
  • イヤーピースは長期の使用・保存により破損したり劣化する恐れがあります。
  • イヤーピースが汚れたらヘッドセットからはずして、薄めた中性洗剤で手洗いしてください。洗浄後は水気をよくふいてから取り付けてください。はずしにくいときは、乾いた柔らかい布でくるむとはずしやすくなります。
  • 水がかからないようご注意ください。ヘッドセットは防水仕様ではありません。特に以下の場合はご注意ください。
    • 洗面所などでの使用
      水の入った洗面台や容器の中に落とさないようご注意ください。
    • 雨や雪、湿度の多い場所での使用
    • 汗をかく状況での使用
      濡れた手で触ったり、汗をかいた衣服のポケットに入れると水濡れの原因となる場合があります。

お手入れのしかた

  • ヘッドセットの外装の汚れは、柔らかい布でから拭きしてください。汚れがひどいときは、うすい中性洗剤溶液でしめらせた布で拭いてください。シンナー、ベンジン、アルコールなどは表面の仕上げをいためるので使わないでください。

ヘッドセットを医療機器の近くで使わない

  • 電波が心臓ペースメーカーや医療用電気機器に影響を与えるおそれがあります。満員電車などの混雑した場所や医療機関の屋内では使わないでください。
  • ヘッドセットは磁石を使用しているため、心臓ペースメーカーや除細動器、水頭症治療用圧可変式シャントなどの医療機器に影響を与える恐れがあります。ヘッドセットをこれらの医療機器、および医療機器をご使用の方に近づけないでください。
    これらの機器を使用されていてご心配な方は、ご使用前に担当の医師にご相談ください。