ヘッドセットの防滴性能について

ヘッドセットの防滴性能について

  • ヘッドセットは、JIS C 0920「電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)」の“水の浸入に対する保護等級”であるIPX41)相当の防滴仕様となっていますが、水中での使用はできません。 (マイクロUSB端子のフタが完全に閉まっている状態であること。)
    また使いかたによっては内部に水が入り、火災や感電、故障の原因となる恐れがあります。以下の点を充分にご理解、ご確認のうえ、ご使用ください。

1)IPX4(飛沫に対する保護等級):あらゆる方向からの、飛沫に対して本体機能を保護するものです。

防滴の対象となる液体

対象: 真水、水道水、汗
非対象: 上記以外の液体(例:石けん水、洗剤や入浴剤の入った水、シャンプー、温泉水、お湯、プールの水、海水など)

防滴性能については、上記条件による当社測定に基づいたものです。お客様の誤った取り扱いが原因の浸水による故障は保証対象外となりますので、あらかじめご了承ください。

防滴性能を保つために

下記の点をご確認のうえ、正しくご使用ください。

  • マイクロUSB端子のフタは防滴性能を保持するために大変重要な役割を果たしています。ご使用の際は完全に閉まっていることを確認してください。異物が付着していたり、すき間があって完全に閉まっていない場合には、防滴性能を保持できないばかりか、内部に水が入り込み故障の原因になる場合もあります。
  • 防滴性能が損なわれるおそれがあるため、音出口の筒部の中に向けて、水を強く当てないでください。
  • ヘッドセットを水の中に入れたり、風呂場など、湿度の高いところで使用しないでください。
  • ヘッドセットを落下させたり、衝撃を与えたりしないでください。変形や破損により、防滴性能劣化の原因となることがあります。
  • ヘッドセットに付着した水滴は乾いたやわらかい布などで拭き取ってください。特にイヤーピースの穴の中に水滴が残っていると、音が小さく聞こえたり、音が聞こえなくなったりすることがあります。その際には、イヤーピースを取りはずして音導管を下に向け、2、 3回振って水滴を取り除いてお使いください。

  • 寒冷地などでは、水滴が付着したまま放置すると凍結する恐れがあります。故障の原因となりますので、使用後は必ず水滴を拭き取るようにしてください。
  • 長時間の使用や環境によってひび割れたり変形するおそれがあります。ひび割れや変形が見られるときは、ご使用を控えていただくか、ソニーの修理相談窓口にご相談ください。