Cinema Proを使う

Cinema Proは、ソニーのプロフェッショナルカメラ開発チームが監修した動画撮影専用機能です。

多彩な画像設定や色彩表現で、映画のような質感の動画撮影ができます。

  1. 画面を下から上にスワイプし、(Cinema Proアイコン)をタップする。

Cinema Proホーム画面

Cinema Pro画面の各部の名前。画面左上部1、画面右上部2と3、画面右中央部4、画面下部右から左へ5から13。

ヒント

  • 調整可能な設定項目はオレンジ色で表示されます。
  1. ファインダー

  2. Project(プロジェクト)設定

    オレンジ色の項目をタップして、プロジェクト全体のクリップの解像度、フレームレートを調整します。新しいプロジェクトで一度クリップを撮影すると、プロジェクト設定は変更できなくなります。

  3. メニューアイコン

    タップしてメニューを開きます。

    • [Open project]:既存のプロジェクトを開いたり、新しいプロジェクトを作成します。新しいプロジェクトを作成するときは、保存先を内部ストレージ(Internal)またはmicroSDカード(SD)から選んでください。microSDカードに保存する場合は、ビデオスピードクラス30(V30)以上のmicroSDカードの使用を推奨します。
    • [Cinema Library]:Cinema Libraryアプリを起動します。既存のプロジェクトを開いたり、作成した映画を見ることができます。
    • [Stabilizer]:スタビライザーをオン/オフします。
    • [Dynamic range]:ダイナミックレンジを設定します。(詳細を表示ボタン) をタップすると、ダイナミックレンジについての詳細が確認できます。
    • [WB mode]:ホワイトバランスのモードを[Temperature]にするか [Preset]にするか切り替えます。[Temperature]を選ぶと、ケルビンで指定された色温度に基づいてホワイトバランスを設定します。[Preset]を選ぶと、プリセットに基づいてホワイトバランスを設定します。
    • [Customize DISP]:DISP(表示ボタン)をタップしたときにファインダーに表示する情報をカスタマイズします。
      • [Histogram]:ヒストグラムをオン/オフします。
      • [Metered manual]:メータードマニュアルをオン/オフします。オンにすると測光インジケーターが画面に表示されます。
      • [Frame lines]:画面に表示されるフレームの縦横比(16:9など)を切り替えます。
      • [Grid lines]:構図の水平を調整するのに役立つグリッドラインをオン/オフします。
    • [Peaking]:ピーキングをオン/オフします。
    • [Peaking color]:ピーキングの色を選びます。
    • [Level calibration]:水準器(レベルメーター)の傾きのずれを補正します。
    • [Remaining memory format]:録画可能な残り時間を表示するか、メモリーの残り容量を表示するかを切り替えます。
    • [Audio settings]:マイクの選択、風音の低減、音声レベルの変更を行います。
    • [Assign shutter button]:シャッターボタンをREC(録画ボタン)やGrab(静止画切り出しボタン)として使うことができます。[Record]を選ぶと、設定画面が開いているときでも、シャッターボタンを押して録画を始めることができます。
    • [Assign volume buttons]:音量+/-ボタンをREC(録画ボタン)として使ったり、音量調節やマニュアルフォーカスの調整に使ったりできます。
      [Record]を選ぶと、設定画面が開いているときでも、音量+/-ボタンを押して録画を始めることができます。
    • [REC button position]:REC(録画ボタン)やGrab(静止画切り出しボタン)の位置を変更できます。
    • [Save current settings]:よく使う設定の組み合わせを登録し、[Memory recall settings]で呼び出すことができます。設定を登録するには、スロットを選び、設定内容を確認してから[登録]をタップします。
    • [Memory recall settings]:[Save current settings]で登録した設定を呼び出します。設定を呼び出すには、スロットを選び、[適用]をタップします。
    • [Tutorial]:Cinema Proのチュートリアルを表示します。
    • [Tips]:Cinema Proの紹介Webサイトにアクセスします。
    • [Accessibility]:ユーザー補助情報へのリンクを表示します。
  4. Clip(クリップ)設定

    クリップごとに項目を設定できます。

    • [Look]:画像の雰囲気を調整します。
    • [FPS]:フレームレートを選びます。スローモーションで撮影する場合は[120]を選んでください。
    • [Lens]:レンズを選びます。
    • [ISO]:ISO感度を選びます。[Auto]を選ぶとISO感度は自動的に設定されます。録画中にISO感度を変更できます。
    • [WB]:ホワイトバランスを調整します。
      スライダーを動かしてホワイトバランスを調整できます。また、[Reset]をタップしてスライダーで調整した値をリセットできます。
      基準となる白色を取得してホワイトバランスを設定するには、[Custom 1]/[Custom 2]/[Custom 3] > [Set]をタップし、基準となる白色が中央のフレームを覆っている状態で、再度[Set]をタップします。
      [Auto]を選ぶと、ホワイトバランスの設定をロックするかどうかを設定できます。
      ホワイトバランスのモード(プリセットまたは色温度)を切り替えるには、(メニューアイコン) > [WB mode]をタップします。
    • [Shutter]:シャッタースピードを設定します。 [Auto]がオレンジ色のときにタップすると、自動で適切なシャッタースピードに調整されます。
    • [Focus]:フォーカスを調整します。
      [AF]または[MF]をタップしてオートフォーカス(自動)、マニュアルフォーカス(手動)を切り替えます。マニュアルフォーカスを選んでいるときは、(設定アイコン)をタップして、フォーカスマーカーとフォーカススピードを設定できます。オートフォーカスを選んでいるときは、ファインダー上をタップしてフォーカスしたいエリアを指定できます。
  5. REC(録画ボタン)

    クリップの撮影を開始/停止します。

  6. Grab(静止画切り出しボタン)

    表示されている画像を静止画として切り出します。

  7. DISP(表示ボタン)

    フレームラインとグリッドライン、メータードマニュアル、ヒストグラムを表示/非表示にします。

  8. ステータス表示

    調整可能な設定項目はオレンジ色で表示されます。

  9. Level(レベルメーター)

    本機の傾きを検知して、画像を水平に保ちます。本機が水平状態になると、レベルメーターが緑色に変わります。

  10. 記録時間カウンター(時間:分:秒:フレーム数)

  11. サムネイル

    • サムネイルをタップして撮影したクリップや静止画を再生できます。画面を左右にスワイプして前後のクリップや静止画を表示できます。Cinema Proの画面に戻るには、画面を下にスワイプするか、(戻るボタン)をタップします。
    • [All files](全ファイルボタン)をタップしてサムネイルに表示されていないクリップや静止画を再生できます。画面を左右にスワイプして前後のクリップや静止画を表示できます。前の画面に戻るには、画面を下にスワイプするか、(戻るボタン)をタップします。
    • クリップの再生中に(動画編集アイコン)をタップすると、クリップから静止画を保存できます。

  12. オーディオレベルメーター

    レベルメーターをタップしてオーディオ設定メニューを表示します。

    • [Mic]:マイクを[LR]または[Rear]から選びます。[Rear]を選んでいるときは、ノイズの混入を防ぐため、本体背面になるべく触れないようご注意ください。
    • [Intelligent wind filter]:風音を低減します。
    • [Audio level]:音声レベルを選びます。
  13. Metered manual(メータードマニュアル)

    露出アンダーや露出オーバーの状態を表示します。

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