適応ビームフォーミング技術について

適応ビームフォーミング技術とは、本機正面の目的音(検知範囲=約30度)を取り込むと同時に、目的音近くの不要な音を強力に抑制する技術です。

指向特性が環境の変化に動的に対応するため、不要な音の音源が移動しても、継続して不要な音を抑制することができます。一方で、遠方からの環境音は適度に残して収録されます。

超鋭指向性(適応ビームフォーミング)

本機の指向性モードダイヤルを(超鋭指向性)に設定すると、適応ビームフォーミング技術のアルゴリズムを適用した収録が可能になります。

以下は、超鋭指向性の指向特性のイメージです。

被写体/目的音

不要な音

環境音

その他の指向性について

超鋭指向性以外の指向性において、指向特性が動的に変化することはありません。そのため、本機の位置や向きによっては目的音近くの不要な音も取り込まれる場合があります。

各指向性の指向特性について詳しくは、「指向性を切り替える」をご覧ください。

以下は、鋭指向性の指向特性のイメージ図です。

被写体/目的音

不要な音