水中で撮る
本機は水中でも使用できます。水中は、明るさやホワイトバランスが通常の撮影環境とは異なります。本機や本機とハウジング(別売)を使って水中で撮影を行うときは、以下のように設定して撮影することをおすすめします。
シャッタースピードを速くする(静止画)
水中は、屋外であっても通常の撮影環境よりも被写体が暗くなります。水中撮影では、手ブレや被写体ブレが起こりやすくなるため、シャッタースピードを速くしてください。
- [撮影モード]が[プログラムオート]のときは、[ISO AUTO低速限界]を[より高速]に設定するか、[ISO感度]を高くすると、シャッタースピードが速くなります。
- [撮影モード]が[マニュアル露出]のときは、[シャッタースピード]を速い数値に設定してください。
ISO感度が低いと、シャッタースピードが遅くなります。
- シャッタースピードを速くするために、[ISO AUTO]時は[ISO AUTO 上限]をより高感度に設定してください。
[ホワイトバランス]の設定を変更する(静止画/動画)
水中では、通常の撮影環境とホワイトバランスが異なります。
- [ホワイトバランス]を[水中オート]に設定してください。
ご注意
- 本書に記載された光学に関する数値は、空気中での値です。水中ではピントが合う最短の撮影距離が約1.3倍に伸び、画角が約3割狭くなります。
- 水中ではワイヤレス機能は使えません。