防水/防じん・耐衝撃性能について
本機は防水/防じん性能、耐衝撃性能を強化していますが、誤った使いかたによる故障は保証の対象外となります。
- JIS保護等級IP68相当の防水/防じん性能があります。水深10 m/60分までの撮影が可能です。
- 高い水圧がかかることがあるため、水道などからの勢いのある水を、直接あてないでください。
- 温泉で使用しないでください。
- 推奨動作温度0℃から+40℃の水温でご使用ください。
- 耐衝撃性能はMIL-STD810G C1 Method 516.7-Shock(米・国防省衝撃テスト基準)に準拠した厚さ5 cmの合板上での2.0 mからの落下にて当社内部テストをクリアしております。*
*カメラのモニター位置を閉じた状態にて実施。モニターを引き出したときなど、すべての状態において無破損・無故障・防水/防じん性能を保証するものではありません。
- 耐衝撃性能については、傷やへこみがつかないことを保証するものではありません。
- 落下などの強い衝撃を与えた場合は、防水/防じん性能を保証しません。修理相談窓口での点検をおすすめします(有料)。
- 付属品は防水/防じん・耐衝撃仕様ではありません。
水中・水辺で使用する前のご注意
- バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーについて
- 砂、髪の毛、ほこりなどの異物を、バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーに挟み込まないようにしてください。わずかな異物でも浸水の原因となります。
- 必ずバッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーが確実にロックされていることを確認してください。バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーを開いた状態では、防水/防じん性能は保証されません。
- バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーの開け閉めは、カメラ全体が完全に乾いた状態で行ってください。
- 水中・水辺での使用中や、手に水や砂がついているときは、絶対にバッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーの開け閉めを行わないでください。水や砂が本機の中に入って故障の原因となります。カバーを開ける前に必ず「水中・水辺で使用した後のお手入れ」を行ってください。
- 防水パッキン、防水パッキンの当たる面について
1 防水パッキン
2 防水パッキンの当たる面
- 防水パッキン、防水パッキンの当たる面に傷がついていないことを確認してください。わずかな傷でも浸水の原因になります。傷がついてしまった場合は、修理相談窓口にご相談いただき、防水パッキンを交換してください(有料)。
- 防水パッキン、防水パッキンの当たる面にゴミや砂がついているときは、繊維の残らない柔らかい布等で拭き取ってください。
- バッテリー充電時やケーブル使用時に、防水パッキンに触れて傷をつけないようにしてください。
水中・水辺で使用中のご注意
- バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーを開けた状態では、防水/防じん性能は保証されません。
- 水中・水辺で、バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーの開け閉めを行わないでください。
- 水中に飛び込むなど、カメラに衝撃を与えないでください。
- 本機は水中で沈みます。水没防止のためにストラップなどをご使用ください。
- 水深10m付近では水圧によりモニターの表面がたわむことがありますが、故障ではありません。
- 水中に適した設定については「水中で撮る」もあわせてご確認ください。
水中・水辺で使用した後のお手入れ
- バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーを開ける前に必ず水洗いしてください。見えないところに水や砂が入り込んでいることがあり、塩、砂等を付着したままにしておくと防水性能が劣化します。
- 必ず使用後60分以内に、次のお手入れを行ってください。
- 容器にためた真水に5分程度つけ置いてから、水の中で本体を揺すったり、各ボタンを動かして、ボタンのすきまに入った塩、砂等をしっかりと洗い流してください。水につけた際には泡が出ることがありますが、故障ではありません。
- 洗ったあと、柔らかい布で水滴を拭き取り、しばらく乾いた布の上に本機のレンズ面を下にして置き、水を抜いてから、風通しの良い日陰で充分に乾かしてください。
- バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーの内側に水滴や異物が残っていたら、柔らかい乾いた布で拭き取ってください。
- ドライヤーの熱風で乾燥させると、変形により、防水性能が劣化するおそれがあるため行わないでください。
- 容器にためた真水に5分程度つけ置いてから、水の中で本体を揺すったり、各ボタンを動かして、ボタンのすきまに入った塩、砂等をしっかりと洗い流してください。水につけた際には泡が出ることがありますが、故障ではありません。
- お手入れのあと、撮影時に音声が録音されていなかったり、小さい音で録音されてしまう場合は、内蔵マイクから水が抜け切れていない可能性があります。充分に水抜きしてからご使用ください。
- 日焼け止めやサンオイルが付着すると、カメラの表面が変色することがあります。また、防水パッキン部に付着するとパッキンが劣化することがあります。付着させてしまった場合は速やかに拭き取ってください。
- 塩水に浸した状態や塩水が付着した状態で放置しないでください。腐食や変色、防水性能の劣化の原因になります。
- 防水性能を維持するために、1年に1回はお買い上げ時の販売店か修理相談窓口にご相談いただき、バッテリーカバーおよびメモリーカード/端子カバーの防水パッキンを交換することをおすすめします(有料)。