使用上のご注意

取扱説明書(付属)の「お使いになる前に必ずお読みください」もあわせてお読みください。

メモリーカードのバックアップについて

以下の場合など、データが破壊されることがあります。データ保護のために必ずバックアップをお取りください。

  • 読み込み中または書き込み中にメモリーカードを取り出したり、USBケーブルを抜いたり、本機の電源を切った場合
  • 静電気や電気的ノイズの影響を受ける場所で使用した場合

管理ファイルエラーについて

管理ファイルが作成されていないメモリーカードを本機に挿入し電源を入れると、メモリーカードの一部の容量を使って自動的に管理ファイルを作成するため、次の操作まで時間がかかることがあります。
管理ファイルエラーが発生したときは、PlayMemories Homeですべての画像をパソコンに取り込んでから、本機でメモリーカードをフォーマットしてください。

使用/保管してはいけない場所

  • 異常に高温、低温、または多湿になる場所
    炎天下や夏場の窓を閉め切った自動車内は特に高温になり、放置すると変形したり、故障したりすることがあります。
  • 直射日光の当たる場所、熱器具の近くでの保管
    変色したり、変形したり、故障したりすることがあります。
  • 激しい振動のある場所
  • 強力な磁気のある場所
  • 砂地、砂浜などの砂ぼこりの多い場所
    海辺や砂地、あるいは砂ぼこりが起こる場所などでは、砂がかからないようにしてください。故障の原因になるばかりか、修理できなくなることもあります。
  • 湿度の高い場所
    レンズにカビが発生することがあります。

保管方法

使用しないときは、必ずレンズフロントキャップまたはボディキャップを付けてください。ボディキャップを付ける際には、本機内部にほこりが入るのを防ぐため、ボディキャップのほこりを落としてから付けてください。

持ち運び時のご注意

本機に三脚を取り付けたまま、持ち運ばないでください。三脚取り付け部が破損するおそれがあります。

動作温度についてのご注意

本機の動作温度は0°C~40°Cです。動作温度範囲を超える極端に寒い場所や暑い場所での撮影はおすすめできません。

結露について

  • 結露とは、本機を寒い場所から急に暖かい場所へ持ち込んだときなどに、本機の内部や外部に水滴が付くことです。この状態でお使いになると、故障の原因になります。
  • 結露を起こりにくくするために本機を寒い所から急に暖かい所に持ち込むときは、ビニール袋に本機を入れて、空気が入らないように密閉してください。約1時間放置し、移動先の温度になじんでから取り出します。
  • 結露が起きたときは、電源を切って結露がなくなるまで約1時間放置し、結露がなくなってからご使用ください。特にレンズの内側に付いた結露が残ったまま撮影すると、きれいな画像を記録できませんのでご注意ください。

画像の互換性について

本機は、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)にて制定された統一規格“Design rule for Camera File system”(DCF)に対応しています。

  • 本機で撮影した画像の他機での再生、他機で撮影/修正した画像の本機での再生は保証いたしません。

他機での動画再生に際してのご注意

  • XAVC Sの動画は、対応機器以外では再生できません。

モニターおよびファインダー、レンズについてのご注意

  • モニターを強く押さないでください。モニターにムラが出たり、モニターの故障の原因になります。
  • モニターに水滴などがついてぬれてしまった場合は、すぐに柔らかい布でふき取ってください。放置するとモニターの表面が変質したり劣化して故障の原因になります。
  • 被写体までの距離が短い場合、レンズに付着したごみや指紋が写り込むことがあります。柔らかい布などを使って、レンズを拭いてください。
  • 本機のレンズ部をぶつけたり、無理な力をかけないようご注意ください。
  • モニターを持って本機を持ち運ばないでください。
  • 電動ズーム使用時に物や指を引き込まれないように注意してください。

フラッシュ部についてのご注意

  • フラッシュ部の近くに指を置かないでください。
  • フラッシュ部を持ったり、無理な力を加えないでください。
  • 開いたフラッシュ部に水滴や砂ぼこりが入ると故障の原因になります。
  • フラッシュ部を下げるときに手をはさまないように注意してください。

本機の廃棄/譲渡についてのご注意

個人情報保護のため、本機を廃棄・譲渡するときには以下の操作を行ってください。

  • [設定リセット][初期化][確認][確認]を選ぶ。

メモリーカードを廃棄/譲渡するときのご注意

本機やパソコンの機能による[フォーマット][削除]では、メモリーカード内のデータは完全には消去されないことがあります。メモリーカードを譲渡するときは、パソコンのデータ消去専用ソフトなどを使ってデータを完全に消去することをおすすめします。また、メモリーカードを廃棄するときは、メモリーカード本体を物理的に破壊することをおすすめします。

位置情報についてのご注意

位置情報を付加した画像をインターネットに公開、共有すると、意図せずに撮影場所が第三者に知られる場合があります。その場合は位置情報連動設定][切]にして撮影してください。