リモートレリーズ撮影(HVL-F60RM/HVL-F60RM2)
RELEASE設定を「ON」に設定した本機(コマンダー)をカメラに取り付けて撮影(レリーズ)すると、マルチ端子用接続ケーブル VMC-MM1(別売)でカメラに接続した別の本機(レシーバー)に信号を飛ばして、接続されているカメラと同時にレリーズすることができます。
:本機(CMD)
:別の本機(RCV)
- WLボタンを押して[CMD]に設定する。
- コマンダー側のMENUボタン()を押し、[REMOTE RELEASE]を選択して[ON]に設定する。
レシーバー側は自動的にRELEASE設定が有効になります。
- マルチ端子用接続ケーブルを使って、[RCV]設定の別の本機(レシーバー)のマルチ/マイクロUSB端子とカメラを接続する。
- レリーズする。
レシーバー側のカメラも同時にレリーズします。
レリーズ連動発光機能
レリーズ連動発光機能を使用すると、レリーズに連動してコマンダーやレシーバーを発光させることができます。
カメラ側のフラッシュモードをワイヤレス(WL)に設定し、本機のMENU設定の[WITH RELEASE]を[ON]に設定してください。[ON]に設定すると、本機の発光モードを変更することができます。
カメラ側の設定方法は、カメラの取扱説明書をご覧ください。
リモートレリーズ撮影の注意
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コマンダー側とレシーバー側の両方の機器が、リモートレリーズ撮影に対応している必要があります。
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リモートレリーズ撮影の際は、レシーバー側の本機とカメラをマルチ端子用接続ケーブルで接続する必要があります。
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レシーバー側の本機でレリーズ連動発光機能を使用する際は、レシーバー側の本機の[WITH RELEASE]を[ON]に変更し、カメラとクリップオン接続する必要があります。
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レリーズのタイミングは各カメラの設定により異なります。また、コマンダー側のカメラのレリーズよりもレシーバー側のカメラは遅れてレリーズします。
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レシーバー側のカメラまたはレンズのフォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定し、手動でピントを合わせることをおすすめします。オートフォーカス設定の際にピントが合わない場合は、連動してレリーズできない場合があります。
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レリーズ連動発光機能を使用して複数の機器で同時に発光させると、適正露出が得られなかったり、画像の明るさにムラが出たりすることがあります。
ヒント
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コマンダー側の本機の中央ボタンを押しても、本機からレシーバー側のカメラをレリーズすることができます。