SAFETYボタンについて

レシーバーのSAFETYボタンを約2秒間押し続けると、SAFETYランプ(黄)が点灯し、SAFETYモードがオンになります。

SAFETYモードでは、大音量時の音声の歪みを抑えるために、チャンネルゲインを20 dB下げた状態で録音します。

ECM-W3をお使いの場合

SAFETYモードをオンにした際、使用しているマイクロホンの台数やモードスイッチの設定によって、ゲインが下がるチャンネルが異なります。

  • 2台のマイクロホンを使用している場合

    • モードスイッチの設定:MIX

      2台のマイクロホンで収音した音声をミックスし、右チャンネル側はゲインを20 dB下げた状態、左チャンネル側はそのままの状態で録音します。

    • モードスイッチの設定:SEP

      SAFETYモードは無効です。

    ヒント

    • モードスイッチがMIXかつSAFETYモードがオンの状態から、モードスイッチをSEPに切り替えた場合、SAFETYランプ(黄)は点滅後、消灯し、SAFETYモードは自動的にオフになります。

  • 1台のマイクロホンを使用している場合

    • モードスイッチの設定:MIX

      マイクロホン1を使用している場合も、マイクロホン2を使用している場合も、右チャンネル側はゲインを20 dB下げた状態、左チャンネル側はそのままの状態で録音します。

    • モードスイッチの設定:SEP

      マイクロホン1を使用している場合は、右チャンネル側はゲインを20 dB下げた状態、左チャンネル側はそのままの状態で録音します。

      マイクロホン2を使用している場合は、右チャンネル側はそのままの状態で、左チャンネル側はゲインを20 dB下げた状態で録音します。

    ヒント

    • 1台のマイクロホンを使用していて、モードスイッチがSEPかつSAFETYモードがオンの状態から、2台のマイクロホン接続に変更した場合、SAFETYランプ(黄)は点滅後、SAFETYモードは自動的にオフになります。

ヒント

  • SAFETYモードのオン/オフの情報は、レシーバーの電源を切ったときに記憶されます。次回電源を入れた際に、前回のSAFETYモードの状態が保持されます。