メニュー操作:エキスパート設定
使用する場所や映像ソースに合った画質を設定できます。
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MENUボタンを押す。
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[投影設定]-[エキスパート設定]-希望の設定を選ぶ。
設定項目
[アンビアンス]
本機の照度センサーで周囲の明るさを検知して、画質設定を自動で調整します。
- [入]:周囲の明るさに合わせて画質が自動で調整されます。
- [切」:アンビアンス機能をオフにします。
ご注意
- [アンビアンス]が[入]の場合は、
[投影設定]メニューの[色の濃さ]、[リアリティークリエーション]の[精細度]、[ブライトビュー]は選択できません。
[リアリティークリエーション]
精細度とノイズ処理を調整してリアルな画像にします。(超解像機能)
- [リアリティークリエーション]
- [精細度]:設定値を上げると、質感やディテール感が向上し、鮮鋭感のある映像になります。
- [入/切 比較]:[入][切]が一定周期で切り替わり、リアリティークリエーションの効果を確認することができます。
- [リアリティーテキスト]
- [精細度]:設定値を上げると、細い文字や線を強調し、視認性の高い映像になります。
- [入/切 比較]:[入][切]が一定周期で切り替わり、リアリティーテキストの効果を確認することができます。
- [切]:リアリティークリエーション機能をオフにします。
ヒント
- 比較中のステータスの表示位置は
[操作設定]メニューの[メニュー位置]の設定に連動します。
ご注意
- 入力信号によりノイズが強調される場合があります。その際には設定を調整してご使用ください。
- [アンビアンス]が[入]の場合、精細度は自動で設定され、[精細度]メニューは表示されません。
[ブライトビュー]
色のバランスを保持しながら,明るい場所での投写に適した明るくメリハリの増した映像にします。
- [強]/[中]/[弱]:ブライトビューの効果を変更できます。
- [切]:ブライトビュー機能をオフにします。
ご注意
- [アンビアンス]が[入]の場合、ブライトビューは自動で設定され、[ブライトビュー]メニューは表示されません。
[ガンマモード]
- [2.2]:中間調が明るめに補正されるガンマ補正です。写真などの多彩な映像を明るい場所で投写する場合に適しています。
- [2.4]:中間調の再現性が高くなるガンマ補正です。写真などの多彩な映像を自然な諧調で再現します。
- [ガンマ 3]:明るい部分を強調するガンマ補正です。メリハリのある映像になります。
- [DICOM GSDF Sim.]:医用におけるデジタル画像と通信(DICOM)規格のグレースケール標準関数(GSDF) に基づいたガンマ設定です。医療機器ではありませんので、医療診断には使用できません。
[カラースペース]
色空間を切り替えます。
- [カスタム 1]:色彩豊かに色を鮮やかに表現する設定です。
- [カスタム 2]:落ち着いた色彩で表現する設定です。
- [カスタム 3]:本来の映像ソースの色域に近い設定です。
- [色選択]:調整する色を[赤]、[緑]、[青]から選択します。
- [シアン - 赤 (x)]:シアン-赤(x)方向に選択した色の色度点を調整します。
- [マゼンタ - 緑 (y)]:マゼンタ-緑(y)方向に選択した色の色度点を調整します。
- [色選択]:調整する色を[赤]、[緑]、[青]から選択します。
選択した色空間に対してR/G/Bを選択して、R/G/BごとにCIExy色度図のx、y方向に色度点を調整することができます。
[カラーコレクション]
色の色合い、色の濃さ、明るさを調整します。
- [入]:カラーコレクションの設定を変更できます。
- [色選択]:調整する色を[赤]、[黄]、[緑]、[シアン]、[青]、[マゼンタ]から選択します。
- [色合い]/[色の濃さ]/[明るさ]:それぞれの項目をお好みの色になるように調整します。
- [切]:カラーコレクション機能をオフにします。

