使用上のご注意
USBトランシーバー通信について
- USBトランシーバーと無線LAN(IEEE 802.11ax/b/g/n)は同一周波数帯(2.4 GHz)を使用するため、無線LANを搭載した機器の近辺で使用すると、電波干渉のためノイズや音途切れが発生したり、接続できなくなることがあります。この場合、次の対策を行ってください。
- ヘッドセットとUSBトランシーバーを接続するときは、無線LANから10 m以上離れたところで行う。
- 10 m以内で使用する場合は、無線LANの電源を切る。
- ヘッドセットとUSBトランシーバーをできるだけ近付ける。
- ヘッドセットを航空機内で使用する場合は、客室乗務員の指示に従ってください。電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となる恐れがあります。
- 接続する機器によっては、通信ができるようになるまで時間がかかることがあります。
静電気に関するご注意
- 空気が乾燥する時期にヘッドセットを使用すると、耳にピリピリと痛みを感じることがありますが、これはヘッドセットの故障ではなく人体に蓄積される静電気によるものです。静電気の発生しにくい天然素材の衣服を身につけていただくことにより影響が軽減されます。
装着に関するご注意
- 使用後は、ゆっくりと耳から取り外してください。
- ヘッドセットは密閉度を高めていますので、強く押された場合や急に耳から外した場合、鼓膜などを痛める危険があります。また、ヘッドセットを装着したときに、振動板から音が生じる場合がありますが、故障ではありません。
その他のご注意
- 音量を上げすぎると音が外に漏れます。まわりの人の迷惑にならないように気をつけましょう。雑音の多いところでも呼びかけられて返事ができるくらいの音量を目安にしてください。
- ヘッドセットは精密機器のため落としたりぶつけたりなどの強いショックを与えないでください。
- ドライバーユニットに息を吹きかけないでください。
- ヘッドセットは力を加えたまま長時間放置すると、変形する恐れがあります。保管するときは、力を加えないようにしてください。
- ヘッドセットを使用中に気分が悪くなった場合は、すぐに使用を中止してください。
- イヤーパッドは長期の使用・保存により破損したり劣化する恐れがあります。
- ヘッドセットを装着したり取り外したりするときやヘッドセットを使うときに、ブームマイクが目に当たらないようご注意ください。
- イヤーパッドは消耗品です。長期の使用・保存により劣化したり破損した場合は、ソニーの相談窓口、またはお買い上げ店にご相談ください。
お手入れのしかた
- ヘッドセットの外装の汚れは、乾いた柔らかい布でから拭きしてください。汚れがひどいときは、うすい中性洗剤溶液でしめらせた布で拭いてください(イヤーパッドは除く)。シンナー、ベンジン、アルコールなどは表面の仕上げをいためたり、破損につながるため使わないでください。
ヘッドセットを医療機器の近くで使わない
- 電波が心臓ペースメーカーや医療用電気機器に影響を与える恐れがあります。満員電車などの混雑した場所や医療機関の屋内では使わないでください。
- ヘッドセットは磁石を使用しているため、ペースメーカー、水頭症治療用圧可変式シャントなどの医療機器に影響を与える恐れがあります。ヘッドセットをこれらの医療機器をご使用の方に近づけないでください。これらの医療機器を使用されている場合、ヘッドセットのご使用前に担当医師にご相談ください。
ヘッドセットを磁気カードに近づけない
- ヘッドセットは磁石を使用しています。磁気を利用したカード類を近づけると、カードの磁気が変化して使えなくなることがあります。
乳幼児の手の届くところに置かない
- 小さな部品を飲み込む恐れがあります。ご使用後は乳幼児の手の届かないところに保管してください。
温度上昇について
- ヘッドセットを充電中または、長時間お使いになると、ヘッドセットの温度が上昇することがありますが、故障ではありません。