スピーカーの位置を補正する(SPKリロケーション/ファントムSB)
自動音場補正(D.C.A.C. EX)の測定結果をもとにスピーカーの位置(測定位置からの各スピーカー配置角度)を補正し、理想的なスピーカー配置によって得られるサラウンド効果に近づけることができます。またこれにより、例えば5.1.2チャンネルスピーカーシステムでも、聴感上最大で7.1.2チャンネルスピーカーシステム相当のサラウンド効果を楽しめます。
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ホームメニューから[Setup]-[スピーカー設定]を選ぶ。
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[SPKリロケーション/ファントムSB]を選ぶ。
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お好みの設定を選ぶ。
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タイプA: 各スピーカーの距離と角度を補正して、理想的に配置されたサラウンドシステムの音場を再現します。サラウンドスピーカーが設置されているときは、背後にサラウンドバックスピーカーを配置したような効果を生み出します。
フロントハイスピーカーやトップミドルスピーカーなどハイトスピーカーが設置されているときは、ハイトスピーカーをフロントスピーカーの左右の位置と同一線上に配置したような効果を生み出します。
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タイプB: 各スピーカーの距離と角度を補正して、理想的に配置されたサラウンドシステムの音場を再現します。さらに、サラウンドスピーカーが設置されているときは、サラウンドスピーカー4個をほぼ均等の角度に配置したような効果を生み出します。
フロントハイスピーカーやトップミドルスピーカーなどハイトスピーカーが設置されているときは、ハイトスピーカーをフロントスピーカーの左右の位置と同一線上に配置したような効果を生み出します。
- 切 : スピーカーの位置を補正しません。
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タイプA: 各スピーカーの距離と角度を補正して、理想的に配置されたサラウンドシステムの音場を再現します。サラウンドスピーカーが設置されているときは、背後にサラウンドバックスピーカーを配置したような効果を生み出します。
ご注意
- 以下の場合、この機能は働きません。
- [ダイレクト]が使われていてアナログ入力が選ばれているとき
- サラウンドバックスピーカーを使わないスピーカーパターンで、[サラウンドスピーカー配置]が[フロント]に設定されているとき
- [インシーリングスピーカーモード]が[フロント&センター]または[フロント]に設定されているとき
- [DSDネイティブ再生]が[入]に設定されていて、DSDフォーマットの信号を再生しているとき
- [SPKリロケーション/ファントムSB]の設定を行う場合は、事前に自動音場補正を行ってください。