タイムラプス設定
数十分程度までの時間経過による現象の変化を短い時間に短縮して動画を記録できます。クイックモーションと異なり撮影間隔を1秒より長い時間に設定することができるため、時間がより大きな倍率で圧縮された映像を作成できます。音声は記録されません。より長時間のタイムラプス動画を作成するには、「 インターバル撮影機能 」をご利用ください。
[タイムラプス設定]では、記録フレームレートやインターバル時間などの設定を行います。
タイムラプス動画を撮影するときは、静止画/動画/S&Q切換スイッチをS&Qにして、MENU→(撮影)→[撮影モード]→[ 撮影モード]でタイムラプス撮影用の撮影モードを選んでください。
-
MENU→(撮影)→ [画質/記録] →[タイムラプス設定]→設定したい項目を選択し、希望の設定を選ぶ。
メニュー項目の詳細
- フレームレート設定:
-
記録フレームレートと撮影のインターバル時間を設定する。
記録フレームレート: タイムラプス動画の記録フレームレートを設定する。(60p/30p*/24p)
* [記録方式]が[XAVC HS 4K]のときは[30p]は設定できません。
インターバル時間:タイムラプス動画の撮影インターバルを設定する。(1秒~60秒)
- 1秒から10秒までは1秒単位、10秒から60秒までは10秒単位となります。
- 記録方式が4Kの場合は、6秒以上は設定できません。
- インターバル時間は、シャッタースピードとは無関係に、露光開始時点から次の露光開始までの間隔です。
- 記録設定:
-
記録する動画のビットレート、カラーサンプリングおよびビット深度を選ぶ。
- ビデオライト設定:
- ビデオライト(別売)を装着時、タイムラプス動画の1コマごとに記録開始前にビデオライトを点灯させることができる。何秒前に点灯するかを設定する。(切/2秒/5秒/10秒)
撮影可能時間について
タイムラプス撮影モードで連続して撮影できる時間の目安は次のとおりです。([自動電源OFF温度]が[高]、環境温度が25℃の場合)
[記録方式]がHDのとき:約120分
[記録方式]が4Kのとき:約120分
HD:XAVC S HD(60p 50M 4:2:0 8bit、Wi-Fi非接続時、モニター展開時)
4K: XAVC S 4K(60p 150M 4:2:0 8bit、Wi-Fi非接続時、モニター展開時)
ビデオライトの使用について
タイムラプス撮影モードでビデオライトを装着すると、1フレーム目から正しく調光を行うため記録開始前からビデオライトが点灯します。
記録開始以降は、各フレームの撮影/撮影待機と連動してビデオライトが点灯/消灯を繰り返します。
(A) 記録開始
(B) 記録終了
(C) ビデオライト点灯(記録開始時は[ビデオライト設定]で設定された秒数よりも前に点灯)
(D) ビデオライト消灯([ビデオライトモード]が[録画連動+STBY]に設定されているときは弱点灯)
ただし、以下の場合は、ビデオライトは撮影待機中もふくめ点灯し続けます。
- [ビデオライト設定]が[切]のとき
- [インターバル時間]や[ビデオライト設定]の設定により、フレームの撮影終了から次のライト点灯時間までが5秒以下になる場合
(A) 記録開始
(B) 記録終了
(C) ビデオライト点灯
ヒント
- [ビデオライトモード]が[電源連動]に設定されているときは、[ビデオライト設定]の設定によらず、電源に連動してビデオライトが点灯/消灯します。
- [ビデオライト設定]によるインターバル動作を有効にするには、[ビデオライトモード]を[録画連動]あるいは[録画連動+STBY]に設定してください。
- 長時間のタイムラプス動画を撮影するときは、外部電源での使用をおすすめします。
- [自動電源OFF温度]を[高]に設定すると、本機の温度が高くなっても動画を撮影し続けることができます。
- タイムラプス動画の最後に通常速度の動画が1秒程度記録されることがあります。