システム構成例
PWS-110RX1Aを使ってライブストリーミングを行うシステムの構成例を示します。
特記事項
- 本製品に搭載され、または本製品で利用可能なネットワークサービス、コンテンツ、オペレーションシステム、およびソフトウェアには、各々の利用条件が適用されます。予告なく提供が中断・終了したり、内容が変更される場合がありますので、ご了承ください。
- 本製品のネットワークへの接続には、ルーターを介した接続、もしくは同機能を有した LAN ポートへの接続を行ってください。このような接続をしない場合、セキュリティ上の問題が生じる可能性があります。
ご注意
- セキュリティの問題が発生すると、製品がインターネットを通じてマルウェア(悪意のあるソフトウェア)などによる被害を受け、お客様の情報やコンテンツが抜き取り・改ざんなどのセキュリティの脅威にさらされてしまうことがあります。またそれだけでなく、お使いの機器が知らないうちに各種ネットワークサービスに損害を与える可能性もあります。
- 本製品は、Microsoft Windows ファイアウォールが有効な状態でお使いください。
1台のPWS-110RX1Aで構成した場合
PWS-110RX1Aを1台だけ使用する小規模なシステムです。1台のPWS-110RX1Aでストリーミングの受信とコネクション管理を行います。
ご注意
- カムコーダーからストリーミングを送信するには、ワイヤレスアダプターCBK-WA100/101を取り付けたカムコーダー、またはネットワーク機能を搭載したカムコーダーが必要になります。対応するカムコーダーについては、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご連絡ください。
複数のPWS-110RX1Aで構成した場合
ストリーミングの受信を行うPWS-110RX1Aを増やすこともできます。下記は、1台のPWS-110RX1Aでストリーミングの受信とコネクション管理を行い、別の1台でストリーミング受信を行う構成の例です。
複数台構成で使用する場合は、PWS-110RX1A本体ではなく、クライアントPCのWebブラウザーから操作を行ってください。
XDCAM pocketを使用する場合
XDCAM pocketからのストリーミングを受信することができます。XDCAM pocketを使用する場合は、別途ライセンスが必要です。
カムコーダーからファイルをFTPサーバーに転送する場合
カムコーダーのSDカードに保存されているクリップ(映像ファイル)をFTPサーバーに転送できます。下記のように、PWS-110RX1Aと同じネットワーク上にFTPサーバーを設置します。
インターカムを使用する場合
インターカム機能を持つカムコーダーを使用して、放送局とフィールドの間で通話をすることができます。
オーディオインターフェースは別売です。対応機種については、「Software Update Guide」をご覧ください。
インターカムを使用する場合は、別途ライセンスが必要になります。
ストリーミング中の映像をファイルに保存する場合
ストリーミング中の映像の保存先として、PWS-110RX1Aと同じネットワーク上にネットワークストレージを接続します。
ストリーミング中の映像をファイルに保存する場合は、PWS-110RX1A本体ではなく、クライアントPCのWebブラウザーから操作を行ってください。
Point-to-Pointストリーミングを行う場合
PWS-110RX1AのSDI入力を別のPWS-110RX1Aにストリーミングします。

