ストリーミングを開始する

ストリーミングの開始や停止は、Connection Control Managerのストリーミング画面で次のように操作します。

撮影現場で送信機器を設定して、ストリーミングの送信ができるようにしてください。

  1. ソースエリアで、サムネイルが表示されている送信機器を選択する。
  2. 設定エリアの[Output to]で、出力するSDIポートグループを選択する。
  3. 設定エリアの[Network Range]で、ストリーミングの最大ビットレートを選択する。
  4. 設定エリアの[Delay]で、ストリーミング映像の遅延時間を選択する。
  5. Set]をクリックして設定エリアの設定内容を保存する。
  6. ストリーミング操作エリアの[Start]をクリックする。
    ストリーミング映像の配信が開始します。

ストリーミングを停止するには

ストリーミング操作エリアの[Stop]をクリックします。

ストリーミング中の映像をファイルに保存するには

設定画面の[RX]タブの[ファイル出力 (SDI 1,2のみ)]をオンにすることで、SDI1、2ポートへストリーミングされている映像がファイルに保存されます。保存の開始と終了、保存先は、[RX]タブでの設定に従います。

ファイルへの保存が行われている場合は、レシーバーエリアのサムネイルに アイコンが表示されます。ファイル保存時にエラーが発生すると、 アイコンが表示されます。エラーの場合は、保存先の状態を確認してください。

ストリーミング中の映像をRTMP出力するには

設定画面の[RX]タブの[RTMP出力 (SDI 1,2のみ)]をオンにすることで、SDI1、2ポートへストリーミングされている映像がRTMP出力されます。RTMP出力が行われている場合は、レシーバーエリアのサムネイルにアイコンが表示されます。RTMP出力時にエラーが発生すると、アイコンが表示されます。エラーの場合は、RTMP出力先の状態を確認してください。

ご注意

  • QoS Lossが発生する場合やストリーミング映像が安定しない場合は、設定エリアの[Delay]の値を大きくするか、または[Network Range]の値を小さくしてください。
  • Delay]と[Network Range]はストリーミング中も変更可能ですが、変更するとストリーミング出力が一時的にフリーズしたり、乱れが生じることがあります。
  • ストリーミング中は、[RX]タブの各設定項目は変更できません。
  • ストリーミング中の映像をファイルに保存する際は720pに再エンコードされ、ファイルは約2時間で分割されます。
  • 保存されたファイルは、すべての再生環境での動作を保証するものではありません。
  • ストリーミング中の映像をファイルに保存またはRTMP出力する場合は、PWS-110RX1A本体ではなく、クライアントPCのWebブラウザーから操作を行ってください。
  • SDI 3、4ポートへのストリーミングは保存されません。
  • SDI 3、4ポートへのストリーミングはRTMP出力されません。
  • 設定画面の[RX]タブ-[RTMP出力 (SDI 1,2のみ)]の[解像度]で「1080p, 60fps」を選択した場合も、入力に合わせて50.00fps、59.94fps、60.00fpsのいずれかで出力されます。