システム上の制約

ICレコーダーの録音方式では、いくつかのシステム上の制約があり、次のような症状が出る場合があります。これらは故障ではありませんので、あらかじめご了承ください。

最大録音時間まで録音できない。

  • SHQモード、HQモード、SPモード、LPモードを混ぜて録音すると、最大録音時間はSHQモードとLPモードの最大録音時間の間になります。

  • 上記の理由により、実際に録音した時間(カウンター表示)の合計と、「録音可能時間」を合計した時間が、最大録音時間より短くなります。

音楽ファイルを順番に表示、再生できない。

パソコンを使って、ICレコーダーに転送した音楽ファイルは、メタ情報のトラック番号やファイル名をもとに並び替えます。音楽ファイルをパソコンからICレコーダーに1つずつ転送すると、転送した順番にファイルを表示したり再生したりすることができます。

録音中に自動的に分割されてしまう。

録音の途中でファイルサイズの上限(MP3は1 GB)を超えてしまう場合は、ファイルが分割されます。分割された位置の前後で音切れが発生する場合があります。

ファイルを分割すると、録音可能時間が少なくなる。

ファイルを分割すると、ファイル管理をする領域が必要になるため、録音可能時間が少なくなります。