可動式マイクを使いこなす
本機では、録音するシーンに合わせて3種類のマイクポジションに手動で変えることができます。
内蔵マイクを同一方向(0度の位置)に向けた場合(ズームポジション)
内蔵マイクを向けた方向の音を中心に録音できます。ボイスメモやインタビュー録音など、特定の方向の音を録音するときにおすすめです。
内蔵マイクを外側(90度の位置)に向けた場合(ワイドステレオポジション)
右側に設置された内蔵マイクが右方向の音を、左側に設置された内蔵マイクが左方向の音を拾います。会議、ホールでの演奏、講演会、野外での鳥の声など、左右に広がりのある音(ワイドなステレオ感)を録音するときにおすすめです。
両方の内蔵マイクを内側(90度の位置)に向けた場合(X-Yポジション)
右側に設置された内蔵マイクが左方向の音を、左側に設置された内蔵マイクが右方向の音を拾います。スタジオなどで音楽を録音する場合など、自然で奥行きのある音を録音するときにおすすめです。
「X-Yポジション」に設定した場合は、本体を音源に近づけすぎないでください。近づけすぎると音が左右逆に入力されることがあります。