用途に合わせた録音シーンを選ぶ
さまざまな録音シーンに合わせて、録音モードやマイク感度などの録音に必要な項目を、一括でおすすめの設定に切り換えることができます(シーンセレクト機能)。
「Myシーン1」、「Myシーン2」にはお好みの設定を保存できます。
- 録音停止中にオプションメニュー - 「シーンセレクト」を選び、(再生)ボタンを押して決定する。
- (上移動)または(下移動)ボタンを押して、用途に合った項目(シーン)を選び、(再生)ボタンを押す。
メニュー項目の詳細
選択できるメニュー項目は以下のとおりです。
- シーンセレクトオフ:
- 録音シーンを選ばないときに選択します。
- おまかせボイス(お買い上げ時の設定):
- 人の声(音声)録音に特化して録音レベルを判断し、また、定常的な背景ノイズを軽減しながら最適な感度で録音します。
- マイクの感度設定を間違えて再生時によく聞こえないなどの録音ミスを少なくします。
- 静かな会話からの急な笑い声やくしゃみなど、突発的な大きな音は、ひずむことがあります。
- 音楽録音には適していません。
- おまかせミュージック:
- 歌や楽器など音楽録音に特化して録音レベルを判断し、聞きやすい音に調整して録音します。
- マイクの感度設定を間違えて再生時によく聞こえないなどの録音ミスを少なくします。
- 静かな会話からの急な笑い声やくしゃみなど、突発的な大きな音は、ひずむことがあります。
- 小さな音はある程度大きく、大きな音はひずまないように調整されるため、実際の音の大小より圧縮された録音になることがあります。音の大小をあまり圧縮しない音で録音したい場合は、「歌・音楽」で録音することをおすすめします。
- バンドや大音量のときは「バンド(大音量)」をおすすめします。
- 会議:
- 広い会議室での録音など、会議録音に最適です。ワイド録音に設定されていることによって、話者の位置が分かりやすくなります。
- ハンカチなどの上にICレコーダーをのせることで、机から伝わる振動音などのノイズを低減できます。発言者に近い場所で録音してください。
- 講演:
- 講演会や講義などを録音するときに適しています。フォーカス録音に設定されていることによって、マイクを向けた方向の音を録りやすくします。
- ボイスメモ:
- マイクを口元に近づけて録音するときに適しています。
- インタビュー:
- インタビューや少人数での会議、打ち合わせなど、1 m~2 mくらいの距離で人の声を録音するときに適しています。
- 歌・音楽:
- 合唱の練習やアコースティックギター、ピアノ、バイオリンなどの楽器の音を1 m~2 mくらいの距離で録音するときに適しています。
- バンド(大音量):
- 大音量で演奏するバンド系の音やカラオケなどの録音を1 m~2 mくらいの距離で録音するときに適しています。
- Myシーン1/Myシーン2:
- 録音モード、内蔵マイク感度設定などをお好みに合わせて登録することができます。