より良い音で録音するには
会議録音
発表者に近い場所で録音してください。
ハンカチなどの上にICレコーダーを乗せることで、机から伝わる振動音などのノイズを低減できます。
シーンセレクトを使うときは「おまかせボイス」または「会議」を選びます。
「会議」を選ぶと、ワイド録音が設定されているため話者の位置が分かりやすくなります。
授業・講演会録音
マイクを音源の方向に向けて録音してください。
シーンセレクトを使うときは「おまかせボイス」または「講演」を選びます。
「講演」を選ぶと、フォーカス録音が設定されているためマイクを向けた方向の音が録りやすくなります。
メモ録・口述録音
マイク部に息がかからないように口のやや横に本体を近づけて録音してください。
シーンセレクトを使うときは「おまかせボイス」または「ボイスメモ」を選びます。
ご注意
- ICレコーダーを手に持って録音するときは、ICレコーダーに触れたときのノイズ(タッチノイズ)が録音されないようにしてください。
インタビュー録音
マイクをインタビュー相手に向けて録音してください。
シーンセレクトを使うときは「おまかせボイス」または「インタビュー」を選びます。
歌や音楽の録音
ステレオ録音モードで臨場感のある録音ができます。
ICレコーダーをピアノの上に置いて録音すると、ピアノを弾くときの振動も一緒に録音されてしまいます。ICレコーダーをピアノの近くに置いて録音してください。
専用ソフト(Sound Organizer 2)を使えばパソコンでCDにも記録できます。詳しくは、「Sound Organizer 2でできること(Windowsのみ)」をご覧ください。
シーンセレクトを使うときは「歌・音楽」または「おまかせミュージック」を選びます。
楽器の近くに置いたとき、大きな音でひずむ場合は、メニューの「内蔵マイク感度設定」- 「音楽用」を「低(音楽)」に設定してください。ひずみの少ない録音ができます。詳しくは、「マイク感度を設定する(内蔵マイク感度設定)」をご覧ください。
バンド(大音量)の録音
大きな音のバンド練習やカラオケなどの録音を1 m ~ 2 mくらいの距離で録音するときに適しています。
シーンセレクトを使うときは「バンド(大音量)」または「おまかせミュージック」を選びます。
ご注意
- 大きな音でひずむ場合は、距離を離して録音してください。
ヒント
-
「おまかせミュージック」では、歌や楽器など音楽録音に特化して録音レベルを判断し、聞きやすい音に調整します。小さな音はある程度大きく、大きな音はひずまないように調整されるため、実際の音の大小より圧縮された録音になることがあります。
音の大小をあまり圧縮しない音で録音したい場合は、「歌・音楽」を、また、バンドや大音量のときは「バンド(大音量)」をおすすめします。
- 静かな会話からの急な笑い声やくしゃみなど、突発的な大きな音は、ひずむことがあります。