使用上のご注意
一般家庭用以外での使用による故障や損傷、または、それに伴う損害などは保証期間中および保証期間経過後にかかわらず、補償はいたしかねますのでご了承ください。
プロジェクターを廃棄するときのご注意
プロジェクターを廃棄する場合は決して分解はせず、国や地域の法律・条例に従って廃棄してください。
光源まわりの点検について
プロジェクターはレーザーを使用しているため、光源まわりの点検などの整備を行う場合は、特別な注意と環境が必要です。必ずソニーの相談窓口にご依頼ください(有料)。
レーザーについて
-
特にお子様などが、投写口をのぞき込んでいないか確認してから電源を入れてください。強い光が目に悪影響を与えることがあります。
-
投写光に鏡やルーペなどの光学器具を当てたりしないでください。目や人体に悪影響を与えたり、火災や事故の原因となる可能性があります。
液晶プロジェクターについて
液晶プロジェクターは非常に精密度の高い技術で作られていますが、黒い点が現われたり、赤と青、緑の点が消えなかったりすることがあります。また、すじ状の色むらや明るさのむらが見える場合もあります。これらは、プロジェクターの構造によるもので、故障ではありません。また、複数台の液晶プロジェクターを並べてスクリーンへ投写する場合、プロジェクターごとに色合いのバランスが異なるため、同一機種の組み合わせであってもそれぞれ色合いの違いが目立つ場合があります。
ツイーターについて
プロジェクターのツイーター部分に有機ガラスを使っています。有機ガラスは間違った使いかたをすると、ガラスが破損したり、大けがを負ったり、ときには失明に至ることがあります。また、音質に悪影響を与え、ときには故障に至る可能性があります。事故や故障を防ぐために次のことを必ず守ってください。
-
強い衝撃を与えない
高いところから落としたり、物をぶつけるなど強い衝撃を与えないでください。固い物をぶつけると、それほど強い力でなくても割れたり、欠けやヒビ、変形が発生し、故障や性能劣化の原因となることがあります。
-
傷付けない
小さな欠けやヒビが原因で、割れることがあります。傷付けた直後には割れず、思いがけないときに突然割れることもあります。また、欠けやヒビ、大きな傷により、音質が劣化したり、機能に不具合が生じる可能性があります。
-
極端な温度変化を与えない
有機ガラスは耐熱ガラスではありません。熱いものを上に載せたり、そばに近づけたりしないでください。極端な温度変化でガラスが割れたり、変形することがあります。
-
強い力で引っ張らない
ツイーター部分は引っ張ると外れます。強い力で無理に引っ張ると、思わぬ力が加わり割れたり、欠けたりすることがあります。
有機ガラス管の割れや欠け、ヒビ、大きな傷などの異常に気づいた場合は、お買い上げ店、またはソニーサービス窓口にお問い合わせください。
結露について
-
プロジェクターを設置している室内の急激な温度変化および、寒いところから急に暖かい場所へ持ち込んだときなどは結露を引き起こすことがあります。
-
結露は故障の原因となりますので、冷暖房の温度調節にはご注意ください。
-
結露が起きたときは、プロジェクターの電源を入れたまま約2時間放置した後でお使いください。
AC電源の遮断について
電源ボタンを押して電源を切っても、プロジェクターは電源からは完全には遮断されていません。電源から切り離すためには、電源プラグをコンセントから抜く必要があります。不具合を感じた場合はすぐにコンセントからプラグを抜けるように、コンセントの近くでプロジェクターをお使いください。
取り扱いについて
キャッシュカード、定期券など、磁気を利用したカード類やハードディスクドライブをプロジェクターに近づけないでください。マグネットの磁気の影響でカードが使えなくなったり、故障の原因となることがあります。
プロジェクター使用上のご注意
プロジェクターとリモコンの使用周波数は2.4 GHz帯です。この周波数帯では電子レンジなどの産業・科学・医療用機器のほか、他の同種無線局、工場の製造ラインなどで使用される免許を要する移動体識別用構内無線局、免許を要しない特定小電力無線局、アマチュア無線局など(以下「他の無線局」と略す)が運用されています。
-
この機器を使用する前に、近くで「他の無線局」が運用されていないことを確認してください。
-
万一、この機器と「他の無線局」との間に電波干渉が発生した場合には、速やかにこの機器の使用チャンネルを変更するか、使用場所を変えるか、または機器の運用を停止(電波の発射を停止)してください。
-
不明な点その他お困りのことが起きたときは、裏表紙に記載のソニーご相談窓口にお問い合わせください。

この無線機器は2.4 GHz帯を使用します。変調方式としてその他の変調方式を採用し、与干渉距離は80 mです。
プロジェクターは「高調波電流規格「JIS C 61000-3-2 適合品」です。ここに規定した以外の手順による制御および調整は、危険なレーザー放射の被ばくをもたらします。

