PoE++電源を使う
本機をPoE++対応電源供給機器に接続すると、市販のネットワークケーブル経由で本機に電源が供給されます。
設置場所に電源がない環境でも、電源工事不要で本機に電源を供給できます。
ただし、PoE++電源で動作中は、以下の機能が使用できません。
- クリップの記録・再生
- 記録メディアの初期化や更新
- OPTICAL端子からの映像出力
また、パン・チルトの加速度が制限されます。
- 本機とPoE++対応電源供給機器を市販のネットワークケーブルで接続する。
A:ネットワークケーブル
B:PoE++対応電源供給機器
- 本機前面のPOWERランプが緑色の点滅から点灯に変わって起動が完了したことを確認する。
本機が正常に起動してネットワークと接続すると、NETWORKランプが緑色に点灯します。
ご注意
- PoE++で電源を供給する場合には起動が完了するまでの間に初期認証が行われます。
ご注意
- 本機は、IEEE802.3btのType 4 Class 8にのみ準拠しています。動作確認済みのPoE++対応給電機器については、お買い上げ店、またはソニーのサービス窓口にお問い合わせください。
- ソフト認証(LLDP)に準拠していますが、ネットワーク機器(IEEE802.3btに準拠)の設定が必要になる場合があります。
- PoE++給電のソフト認証(LLDP)を有効にして使用する場合は、DC IN端子にDC電源ケーブルを接続しないでください。
- DC電源とPoE++電源が同時に接続されると、DC電源から電力が供給されます。
- PoE++給電する場合は、カテゴリー5e以上のネットワークケーブルをご使用ください。
- PoE++給電により電源を再度入れる際は、10秒程度の間隔を空けて行ってください。
- PoE++給電による接続時には、屋外への配線をしないでください。
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