色空間

静止画

色を数値の組み合わせによって表現するための方法、または表現できる色の範囲のことを色空間といいます。画像の用途によって色空間を変更できます。

  1. MENU撮影)→ [画質][色空間]→希望の設定を選ぶ。

メニュー項目の詳細

sRGB
デジタルカメラの標準となっている色空間。画像調整を行わずに印刷する場合など、一般的な撮影では[sRGB]を使う。
AdobeRGB
より広い色再現範囲を持っている色空間。鮮やかな緑色や赤色の多い被写体をプリントする場合に効果がある。撮影した画像のファイル名は、“_”(アンダーバー)で始まる。

ご注意

  • [色空間]の設定は、ファイル形式がHEIFのときは無効になります。HEIF形式で撮影する場合、[HLG静止画][切]のときは、sRGBの色空間で撮影されます。[HLG静止画][入]のときは、BT.2100の色空間(BT.2020色域)で撮影されます。
  • [AdobeRGB]は、カラーマネジメントおよびDCF2.0オプション色空間に対応したアプリケーションソフトやプリンター用です。非対応のソフトやプリンターでは、正しい色での表示、印刷ができないことがあります。
  • [AdobeRGB]で撮影した画像は、Adobe RGB非対応機器で表示すると、低彩度になります。