フォーカスブラケット
ピント位置をずらしながら自動的に連続撮影を行います。すべての個所にピントが合った深度合成画像の素材となるほか、複数枚の画像から最適なピント位置のものを選ぶなどの活用ができます。
- ドライブモードダイヤルを回して(ブラケット)を選ぶ。
- ドライブモードダイヤルロック解除ボタンを押しながら、ドライブモードダイヤルを回してください。
- MENU→(撮影)→[ドライブモード]→[ブラケット設定]→[ブラケットの種類]→[フォーカスブラケット]を選ぶ。
- ファンクションメニューに[ドライブモード]を登録しておくと、そこから[ブラケットの種類]の設定画面を表示することもできます。
- コントロールホイールの右を押し、[ステップ幅]と[撮影枚数]を設定する。
- ステップ幅:ピントをずらす間隔を1~10の範囲で選びます。数字が大きくなるほど、ピントをずらす間隔は広くなります。
- 撮影枚数:1回のレリーズで撮影される枚数を2~299枚の範囲で、位ごとに設定します。
- MENU→(撮影)→[ドライブモード]→[ブラケット設定]→[フォーカスブラケット設定]を開き、[フォーカスブラケット順序]を選ぶ。
- [0→+]:現在のピント位置から無限遠に向かってピントをずらします。ピントが無限遠に達すると、設定した撮影枚数に達していなくても撮影は終了します。
- [0→-→+]:現在のピント位置、前ピン、後ピンの順番で3枚撮影します。このとき、手順3で設定した撮影枚数は無効になります。
- シャッターボタンを押し込んで撮影する。
ドライブモードをMENUで設定するには
ドライブモードダイヤルが(無効)に設定されているときは、MENUでドライブモードを設定できます。
MENU→(撮影)→[ドライブモード]→[ドライブモード]→[フォーカスブラケット]を選ぶ。
ヒント
- [ステップ幅]の値は相対的な数値であり、レンズの絞りや最初のピント位置など撮影条件によってピントの間隔は異なります。試し撮りをして、適切なフォーカス幅を見つけることをおすすめします。
- フォーカスブラケット時の[撮影間隔]、[露出の平滑化]、[フォーカスブラケットの保存先]は、[ブラケット設定]から設定することができます。
ご注意
- フォーカスブラケット中にカメラやレンズが動いてしまうと、深度合成がうまくできないときがあります。深度合成を前提に撮影する場合は、三脚を使用してください。
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