発光タイミング設定
フラッシュを閃光発光にし、発光タイミングを手動で調整するかどうかを設定します。
ハイスピードシンクロ発光では発光量が不足する場合に、カメラの露光タイミングに対しフラッシュの発光タイミングを調整することで、より適切な発光量で撮影できます。
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MENU→(露出/色)→ [フラッシュ] →[発光タイミング設定]→[入]を選び、希望の発光タイミングに設定する。
- 設定した時間だけ早いタイミングでフラッシュの発光を開始します。
メニュー項目の詳細
- 入:
- フラッシュの発光タイミングを手動で調節する。(0マイクロ秒~1000マイクロ秒)
- 切:
- フラッシュの発光タイミングを調節しない。
ヒント
- [カスタムキー/ダイヤル設定]や[マイダイヤル設定]でお好みのダイヤルに[発光タイミング調整]を割り当てると、実際に撮影しながら発光タイミング調整を行うことができます。
- [発光タイミング設定]の設定は、(シンクロ)ターミナルに接続されたフラッシュにも適用されます。
ご注意
- 本機のシャッタースピードがフラッシュの閃光時間より短い場合には、露光に反映される発光量が小さくなります。その場合には光量を大きめに設定し、再度発光タイミングの設定を行ってください。
- 同じフラッシュを使用していても、被写体までの距離などの撮影条件が変わると適切な発光タイミングも変わります。撮影条件が変わるときは、撮影の前に再度調節してください。
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[発光タイミング設定]が[入]の場合、カメラやフラッシュの設定によっては撮影ごとに明るさが変わることがあります。以下のように撮影することで、軽減できる場合があります。
- フラッシュの光量を大きくする
- シャッタースピードを遅くする
- 撮影の間隔を長くする
- 発光タイミングを変更することで色味が変わることがあります。その場合はカスタムホワイトバランスで色味を調節してください。
- [発光タイミング設定]を[入]に設定しているときは、ハイスピードシンクロ発光はできなくなります。
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