内蔵マイクの向きと感度を調整する
内蔵マイクの指向性について
内蔵マイクは、単一指向性です。録音するシーンに合わせて角度を変えることができます。
両方のマイクを内側に向けた場合(X-Yポジション)
右側に設置されたマイクが左方向の音を、左側に設置されたマイクが右方向の音を拾います。自然で奥行きのあるステレオ感が得られます。ソロ演奏や2~3人のセッションなど、近い距離での録音におすすめです。
音源が極端にマイクに近づきすぎると、左右逆に音声が入力されますのでご注意ください。
A:右方向の音を集める。
B:左方向の音を集める。
両方のマイクを外側に向けた場合(ワイドステレオポジション)
右側に設置されたマイクが右方向の音を、左側に設置されたマイクが左方向の音を拾います。広がりのあるステレオ感が得られます。コーラスやオーケストラなど大人数の演奏をホールで録音するなど、音源から距離がある場合におすすめです。
A:左方向の音を集める。
B:右方向の音を集める。
マイク入力の感度を切り替えるには
MIC ATTスイッチを切り替えます。
通常は「0」の位置に合わせておきます。大きい音を録音するときは、「20」の位置に合わせます。詳しくは、「マイクの音量を瞬時に下げる(マイクアッテネート)」をご覧ください。