システム上の制約
リニアPCMレコーダーの録音方式では、いくつかのシステム上の制約があり、次のような症状が出る場合があります。これらは故障ではありませんので、あらかじめご了承ください。
最大録音時間まで録音できない。
様々な録音モードを混ぜて録音すると、最大録音時間は各モードの最大録音時間の間になります。上記の理由により、実際に録音した時間(カウンター表示)の合計と、「録音可能時間」を合計した時間が、最大録音時間より少なくなる場合があります。
音楽ファイルを順番に表示、再生できない。
パソコンを使って、リニアPCMレコーダーに転送した音楽ファイルは、メタ情報のトラック番号やファイル名をもとに並び替えます。
録音中に自動的に分割されてしまう。
録音の途中でファイルサイズの上限(LPCMは4 GB、MP3は1 GB)を超えてしまう場合は、ファイルが分割されます。分割された位置の前後で音切れが発生する場合があります。
英文字がすべて大文字になってしまう。
パソコンで作成したフォルダ名称の文字の組み合わせによっては英文字がすべて大文字になってしまうことがあります。
フォルダ名、ファイル名、アーティスト名、タイトル名が文字化け、または「□」が表示される。
リニアPCMレコーダーで表示できない文字が使用されています。フォルダ名、ファイル名、アーティスト名、またはタイトル名を半角英数字に置き換えてください。
A-Bリピート設定で、設定位置がずれてしまう。
ファイルによっては、設定位置がずれてしまうことがあります。
ファイルを分割すると、録音可能時間が少なくなる。
ファイルを分割すると、ファイル管理をする領域が必要になるため、録音可能時間が少なくなります。