連続する記録を一つのクリップに収録する(クリップコンティニュアスレック)
通常は記録開始、停止のたびに1つのクリップが独立したファイルとして生成されますが、クリップコンティニュアスレック機能を使用すると、記録と停止を繰り返しても、機能が停止または解除されるまで連続した1つのクリップを生成することができます。
短いクリップを数多く生成したくないとき、または記録できるクリップ数の上限を意識しないで記録したいときに便利な機能です。
記録の開始点にはレックスタートマークが記録されるため、記録開始位置の検索も容易です。
撮影前の設定
[Project]ステータス画面の[Clip Continuous Rec]-[Setting]を[On]にすると、クリップコンティニュアスレックモードになり、LCDモニターに「Cont Stby」が表示されます。
ヒント
- フルメニューの[Project]-[Clip Continuous Rec]でも設定できます。
- アサイナブルボタンで[Clip Continuous Rec]のオン/オフを切り替えることもできます。
ご注意
- クリップコンティニュアスレックは、スロー&クイックモーション、インターバルレック、ピクチャーキャッシュレック、2スロット同時記録、4K & HD (Sub) 記録と同時にオンにすることはできません。クリップコンティニュアスレックをオンにすると、これらの機能は強制的にオフになります。
メモリーカードを修復しても、レックスタートマークは修復されません。 - 記録中はクリップコンティニュアスレックモードにできません。
クリップコンティニュアスレックで撮影する
録画START/STOPボタンを押すと記録が開始され、LCDモニター上の「Cont Stby」表示が「Cont
Rec」(
は赤)表示に変わります。
ご注意
- 記録中または記録待機中(「Cont Stby」表示が点灯した状態)にメモリーカードを取り出したり、バッテリーや電源を抜いたりすると、メモリーカードの修復が必要になります。クリップコンティニュアスレックモードを終了してからメモリーカードを取り出してください。なお、「Cont Stby」が点滅(1回/秒)しているときは、メモリーカードを取り出すことができます。
メモリーカードを修復しても、レックスタートマークは修復されません。 - 最低2秒間記録してから記録を停止してください。
クリップコンティニュアスレックモードを終了するには
記録待機中に、[Project]ステータス画面の[Clip Continuous Rec]-[Setting]を[Off]にします。
動作制限
記録中または記録待機中に以下の操作を行うと、1つのつながったクリップが作成されません。次に記録を行うと、新たなクリップが生成されます。
- クリップ操作(クリップのロック、削除、または名前の変更)
- メモリーカードスロットの切り替え
- 記録フォーマットの変更
- 電源スイッチを
(スタンバイ)にして電源を切る - サムネイル画面を表示する
- クリップを再生する
- クリップコンティニュアスレックモードを終了する
TP1002064536