トラブル時の対処

トラブルが発生したときは、以下の内容を確認して対処してください。

電源

症状 原因 対策
電源が入らない。 バッテリーパックからの電源、DC IN電源のどちらも供給されていない。 バッテリーパックを取り付けるか、USB充電器を使用してAC電源に接続する。USB充電器は、20V/5A対応品を使用してください。
バッテリーパックが完全に消耗している。 充電済みのバッテリーパックと交換する。
非対応のUSB充電器を使用している。 USB充電器とケーブルそれぞれで20V/5A以上に対応したものを使用してください。
USB充電器に複数ポートがある場合には、ポートごとに仕様が異なることがあります。20V/5A以上のポートを使用してください。
電源が途中で切れる。 バッテリーパックが消耗している。 充電済みのバッテリーパックと交換する。
複数ポートのUSB充電器を使用し、本機に接続したポート以外のポートを使用した。 USB充電器で本機を動作中に、他のポートに別の機器を接続すると、電源供給が止まる可能性があるため、別の機器を接続しないでください。
バッテリーパックがすぐ消耗する。 温度が極端に低いところで使用している。 バッテリーパックの特性によるもので、故障ではありません。
充電が不充分。 バッテリーパックをもう一度充電し直す。
フル充電してもすぐに消耗する場合は、バッテリーパックの寿命です。新しいバッテリーパックに交換してください。

記録/再生

症状 原因 対策
録画START/STOPボタンを押しても記録が始まらない。 メモリーカードの容量がいっぱいになっている。 充分な空き容量のあるメモリーカードに交換する。
音声が記録できない。 AUDIO LEVELダイヤル(CH1/CH2/CH3/CH4)が最小の位置になっている。 AUDIO LEVELダイヤル(CH1/CH2/CH3/CH4)を調節する。
記録した音声がひずんでいる。 音声レベルが高すぎる。 AUDIO LEVELダイヤル(CH1/CH2/CH3/CH4)を調節する。
雑音が多い。 音声レベルが低すぎる。 AUDIO LEVELダイヤル(CH1/CH2/CH3/CH4)を調節する。
外部マイク選択時は、フルメニューの[Audio]-[Audio Input]-[INPUT1 MIC Reference]/[INPUT2 MIC Reference]の設定値も調節する。
クリップを再生できない。 クリップが編集されている。 コンピューターでフォルダーやファイル名を変更したり、クリップを加工したりすると、再生できない場合があります。故障ではありません。
クリップが他機で記録されている。 他機で記録したクリップは、再生できなかったり、正しいサイズで表示されなかったりすることがあります。故障ではありません。

外部機器

症状 対策
本機がコンピューターに認識されない。 USBテザリングをオフにしてから本機とコンピューターをつなぎなおす。
コンピューターからUSBケーブルを抜き、もう一度しっかりと差し込む。
コンピューターからUSBケーブルを抜き、コンピューターを再起動してから正しい手順でもう一度コンピューターと本機をつなぐ。
本機からUSBケーブルを抜き、もう一度しっかりと差し込む。
クリップがコンピューターに取り込めない。 コンピューターからUSBケーブルを抜き、本機の電源を入れてから、もう一度つなぐ。
クリップをコンピューターに取り込むにはアプリケーションソフトウェアのインストールが必要です。

無線LAN使用時

ご注意

  • 本機と無線LANルーターまたはモバイル機器との間の障害物や電波状況、壁の材質など、周囲の環境によって通信可能距離が短くなったり、接続できなくなったりすることがあります。本機の場所を移動するなど、本機と無線ルーターまたはモバイル機器の距離を近づけて、接続/通信状態を確認してください。
症状 対策
モバイル機器から本機にアクセスできない
  • 無線LANルーターの接続(IPアドレスなど)を確認してください。
  • アクセスポイントのクライアント間の通信設定が無効になっている可能性があります。詳しくは、無線LANルーターの取扱説明書をご覧ください。
ログインできない 登録したユーザー名、パスワードが正しいか確認してください。

併せて「「Monitor & Control」と接続する」「無線LANでインターネットに接続する」「ネットワークの接続状態を確認する」をご覧ください。

インターネット接続

症状 対策
ファイル転送が失敗する サーバーのユーザー名/パスワードが間違っている可能性があります。
正しい値を入力してください。
ファイル転送ができない 電波状態が悪い可能性があります。
移動して再度試してください。
ネットワーク接続用機材を使用時に音声にノイズが記録される ネットワーク接続用機材を本機に取り付けて使用する場合、機器が発する電波によって音声にノイズが記録される可能性があります。その際はネットワーク接続用機材を本機から離して使用してください。

併せて「無線LANでインターネットに接続する」「USBテザリングでインターネットに接続する」「有線LANでインターネットに接続する」「ネットワークの接続状態を確認する」をご覧ください。

LCDモニター

症状 原因 対策
LCDモニターが映らない 本機内部で断線、またはLCDモニターの故障が起こっている。 DISPLAYボタンを10秒間長押ししてください。
緊急処置として、HDMI出力の映像にメニューが表示されるように強制的に設定を変更します。

NETWORKボタンを10秒間長押ししてください。
緊急処置として、USBテザリング経由で「Monitor & Control」と接続可能な状態に強制的に設定を変更します。設定変更が成功するとNETWORKランプが3回点滅します。

ご注意

  • 撮影中かつ[USB Stream]がオンになっている場合は設定を変更できません。撮影を止めてからNETWORKボタンを10秒間長押ししてください。

併せて「「Monitor & Control」と接続する」をご覧ください。

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