HLG静止画
HDR映像の規格であるHLG(Hybrid Log-Gamma)相当のガンマ特性を使用して、ダイナミックレンジが広く、BT.2020に対応した広色域な静止画を撮影できます。
[HLG静止画]は、HEIF形式でのみ撮影する場合に設定できます。
あらかじめ、[JPEG/HEIF切換]を[HEIF(4:2:0)]または[HEIF(4:2:2)]に、[画質/画像サイズ設定]の[ファイル形式]を[HEIF]に設定してください。
- MENU→(撮影)→[画質/記録]→[HLG静止画]→希望の設定を選ぶ。
メニュー項目の詳細
- 入:
- HLG 静止画を撮影する。
- 切:
- 通常の静止画を撮影する。
ヒント
- HLG対応のテレビまたはモニターでHLG静止画を再生することで、従来よりも広いレンジの明るさが再現可能になります。
-
HDMIケーブル(別売)を使って本機からテレビにHLG静止画を表示させる場合は、MENU→(セットアップ)→[外部出力]→[HDMI解像度]を以下のいずれかに設定することをおすすめします。
- オート
- 2160p
- 1080p
- 1080i
- [ガンマ表示アシスト]を[入]にし、[ガンマ表示アシスト方式]を[オート]または[HLG(BT.2020)]に設定することで、HLG(BT.2020)に対応したモニターで表示したときと近い画質でカメラのモニターに表示できます。
ご注意
- 以下のときは、[HLG静止画]が[切]に固定されます。
- [JPEG/HEIF切換]が[JPEG]
- [画質/画像サイズ設定]の[ファイル形式]が[RAW]または[RAW+HEIF]
- 静止画撮影時で撮影モードがP/A/S/M以外のとき
- [カスタム撮影設定登録]機能で一時的にISO感度が呼び出されているとき
- [カスタム撮影設定登録]機能で一時的にドライブモードの[DROブラケット]が呼び出されているとき
-
[HLG静止画]が[入]のときは、以下の機能は使用できません。
- [Dレンジオプティマイザー]
- [クリエイティブルック]
- ドライブモードの[DROブラケット]
- [ピクチャープロファイル]
- [HLG静止画]が[入]のときは、設定できるISOの範囲が変わります。
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