ノイズ低減用撮影設定
4枚から32枚のRAW画像を連続撮影してパソコンで合成することで、通常の撮影では実現できない低ノイズの画像を生成できます。RAW画像を合成するには、専用ソフトウェアが必要です。
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MENU→(撮影)→ [コンポジットRAW撮影] →[ノイズ低減用撮影設定]→[ノイズ低減用撮影]→[入]を選ぶ。
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MENU→(撮影)→ [コンポジットRAW撮影] →[ノイズ低減用撮影設定]→設定したい項目を選択し、希望の設定を選ぶ。
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シャッターボタンを押す。指定した枚数のRAW画像が連続撮影される。
メニュー項目の詳細
- ノイズ低減用撮影:
- ノイズ低減用撮影を行うかどうかを設定する。([入]/[切])
- RAW記録方式:
- ノイズ低減用撮影で保存されるRAW画像の記録方式を設定する。([非圧縮]/[ロスレス圧縮]/[圧縮])
- 撮影枚数:
- ノイズ低減用撮影で撮影する枚数を設定する。([4枚]/[8枚]/[16枚]/[32枚])
ヒント
- 撮影されたRAW画像をパソコンに取り込んで、Imaging Edge Desktop(Viewer)を使って合成できます。
- Imaging Edge Desktop(Remote)を使って[ノイズ低減用撮影]を行うこともできます。
- Imaging Edge Desktopの使いかたは、以下のサポートページをご覧ください。
https://www.sony.net/dics/crsnr/
ご注意
- [ノイズ低減用撮影]で撮影したRAW画像は本機では合成できません。Imaging Edge Desktop(Viewer)を使って合成してください。
- [撮影枚数]で設定した枚数のRAW画像は同じ設定で撮影されます。
- [ノイズ低減用撮影]時は[シャッター方式]の[メカシャッター]を選択できません。
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[ノイズ低減用撮影]使用時は、以下の設定に固定されます。
- [画質/画像サイズ設定]の[ファイル形式]:[RAW]
- [画質/画像サイズ設定]の[RAW記録方式]:[ノイズ低減用撮影設定]の[RAW記録方式]で設定された方式
- [フラッシュモード]:[発光禁止]
- [シンクロターミナル設定]:[オート]
- フォーカスは1枚目の撮影時の位置に固定されます。
- カメラ内部のバッファ用メモリーに[撮影枚数]分の空きがない場合は撮影を開始できません。バッファ用メモリー残量の確認には[撮影残量表示]をご使用ください。
- [ノイズ低減用撮影]使用時は、バルブ撮影は行えません。
- [ノイズ低減用撮影]使用時は、シャッタースピードを1/30秒より遅くすることはできません。
- 撮影モードがP/A/S/M以外のときは、[ノイズ低減用撮影]は行えません。
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