照射角を自動で切り換える<オートズーム>

本機では、20 mm〜200 mm(HVL-F60RM/HVL-F60RM2)または24 mm~105 mm(HVL-F46RM)の範囲で取り付けられたカメラのレンズ焦点距離に対応し、照射角を自動で最適に切り換えます(オートズーム)。通常は手動で照射角を切り換える必要はありません。

  1. Fnボタンを押して、クイックナビから[ZOOM]を選択し、[AUTO]に設定する。

    照射角(ズーム)表示に[AUTO]が表示されているときはオートズームが働いています。

    オートズームの状態で焦点距離20 mm(HVL-F60RM/HVL-F60RM2)または24 mm(HVL-F46RM)未満のレンズを使用すると、下記の画面のようにワイドパネル表示[WIDE]が点滅します。

    この場合は以降の手順に従って、内蔵ワイドパネルを使用してください。

  2. ワイドパネルをゆっくりと引き出してフラッシュ発光部側に倒す。

  3. ワイドパネルと同時に引き出されたキャッチライトシートを押し戻す。

    液晶表示部にワイドパネル表示「WIDE」が表示されます。

フラッシュ配光タイプ設定

MENU設定の[FLASH DISTRIBUT.]で、配光角の設定を選択できます。設定は照射角がオートズーム/マニュアルズームのどちらの設定時でも反映されます。

  • STD:

    標準的な配光のズームポジションとなります。

  • CENTER:

    ガイドナンバーを優先したズームポジションとなります。

  • EVEN:

    より広角を優先したズームポジションとなります。

ご注意

  • ワイドパネルを収納する際は、奥まできっちり押し込み、ワイドパネル表示[WIDE]が消えたことを確認してください。

  • ワイドパネルを強い力で引き出さないでください。ワイドパネルを破損させる恐れがあります。

  • 焦点距離18 mm未満のレンズで平面被写体を正面から撮影する場合、画面中央部と周辺部では到達光量に差がでるため、画面周辺が若干暗くなることがあります。

  • 焦点距離が14 mm(HVL-F60RM/HVL-F60RM2)または15 mm(HVL-F46RM)より広角のレンズを使用すると、画面周辺が暗くなることがあります。

  • 焦点距離は35mm判換算焦点距離となります。

  • 16mm F2.8 Fisheyeレンズの画角には対応しておりません。

  • 本機を付属のケースに入れるときは、必ずワイドパネルおよびキャッチライトシートを本体に収納してください。

  • 撮影焦点距離によっては、画面周辺が暗くなることがあります。その場合はフラッシュ配光タイプ設定を変更してください。