使用上のご注意
取扱説明書/スタートガイドの「お使いになる前に必ずお読みください」または「取り扱い上のご注意」もあわせてお読みください。
撮影上の注意
- 本機は強い光が出ますので、人物の目の前で発光させないでください。
- 本機と電池の過熱と劣化を防ぐため、連続発光を20回以上行わないでください。
光量レベル1/32(カメラのシャッタースピード1/250以下)の場合は、以下の回数まで連続発光が可能です。- HVL-F60RM:40回
- HVL-F60RM2:200回
- HVL-F46RM:60回
- ワイヤレス撮影時、フラッシュを設置した位置などにより信号が届かないなどの理由で、まれに誤発光してしまう場合があります。そのような場合は、オフカメラフラッシュの設置位置を変えるか、ワイヤレスのチャンネル設定を変えることで、誤発光を防ぐことができます。
- カメラに本機を取り付けたまま、かばんなどに入れて持ち運ばないでください。カメラ、および本機が壊れる恐れがあります。
- カメラに本機を取り付けたまま、本機を持って持ち運ばないでください。故障の原因になります。
- バウンス撮影でフラッシュ発光部を回転した場合は、フラッシュ発光部を人体に近づけないでください。発光時に目を痛めたり、火傷の恐れがあります。
- フラッシュ発光部などを回転するときは、回転部分に指などをはさまないようご注意ください。けがの原因となることがあります。
- 電池室ふたを閉める場合、電池室ふたをしっかり押さえながら閉めてください。
この時、指などをはさまないようにご注意ください。けがの原因になることがあります。
電池について
- アルカリ乾電池は、温度や保管のしかたによっては、電池残量が実際の残量よりも低く検出され、電池警告表示が出ることがあります。このような場合でも、本機をしばらく使用すると電池残量が回復することがあります。
- ニッケル水素電池は、電池残量が残り少なくなると急激に性能が低下します。撮影中に突然電池警告表示のみが点滅して本機が使用できなくなったり、電池警告表示が点滅し始めてすぐに使用不可能になることもあります。
- リチウム乾電池は性能を十分に発揮できないことがあるため、ご使用にならないでください。
- 電池の製造後の経過期間により、新しい電池でも本機の発光間隔および発光回数が性能表と異なることがあります。
- 電池交換の際は、電源を切り、数分待ってから取り出してください。電池によっては、高温になっている場合があります。取り出す際はご注意ください。
- 長期間ご使用にならないときは、電池を取りはずして保管してください。
使用温度について
- 本機の使用温度範囲は0 ℃~40 ℃です。
- 直射日光下の車内など極度の高温下や、湿度の高いところに本機を放置しないでください。
- 急激な温度変化を与えると内部に水滴を生じる危険性があります。スキー場のような寒い屋外から暖かい室内に持ち込む場合は、屋外でビニール袋に入れ、袋の中の空気を絞り出して密閉します。その後室内に持ち込み、周囲の温度になじませてから取り出してください。
- 電池の性能は低温になるほど低下します。低温下では、新しい電池を使う、保温した予備の電池を用意して暖めながら交互に使う、などの点に留意してご使用ください。また低温下では、電池の残量が残っていても一時的に電池警告表示が点滅することがあります。
なお低温のために性能が低下した電池でも、常温に戻せば性能は回復し再び使えるようになります。
使用/保管してはいけない場所
- 異常に高温、低温、または多湿になる場所
炎天下や夏場の窓を閉め切った自動車内は特に高温になり、放置すると変形したり、故障したりすることがあります。 - 直射日光の当たる場所、熱器具の近くでの保管
変色したり、変形したり、故障したりすることがあります。 - 激しい振動のある場所
- 強力な磁気のある場所
- 砂地、砂浜などの砂ぼこりの多い場所
海辺や砂地、あるいは砂ぼこりが起こる場所などでは、砂がかからないようにしてください。故障の原因になるばかりか、修理できなくなることもあります。
安全のために
火災や感電の原因となります。危険ですので、次のことにご注意ください。
- コインやヘアピンなどの金属類と一緒に携帯、保管しない。
- 絶対に自分で分解したり、改造やショートさせるようなことをしない。
- 本機を布団などでおおった状態で使わない。
熱がこもって変形したり、火災の原因となることがあります。
- 可燃性/爆発性ガスのある場所でフラッシュを使用しない。
- 本製品を使用中に他の機器に電波障害などが発生した場合は、ワイヤレス機能の使用を中止する。
電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となる恐れがあります。
- 安定した場所に置く。
ぐらついた台の上や傾いたところなどに置いたり、不安定な状態で設置すると、製品が落ちてけがの原因となることがあります。
- カメラに取り付ける際は、本機の電源を切った状態で行う。
本機の誤動作や誤発光の原因となり、強力な光で目をいためる恐れがあります。
お手入れについて
- 本機をカメラから取りはずし、柔らかい布でから拭きしてください。砂がついたときは、こすると傷を付けますので、ブロアーで軽く吹き飛ばしてください。汚れがひどいときは、水やぬるま湯を少し含ませた柔らかい布で軽く拭いてから、もう一度から拭きしてください。シンナー、ベンジン、アルコールなどは表面の仕上げを傷めますので使わないでください。
- フラッシュ発光部に指紋やゴミが付いて汚れたときは、柔らかい布などを使ってきれいにしてください。