リモート撮影でフレーミング撮影を行う(フレーミング設定)
スマートフォン用アプリケーションMonitor & Controlを使用すると、撮影されている全画角の画像とクロップ画像(画面の一部を切り出した画像)を切り替えて記録または配信することができます。これにより、カメラが固定されていてもカメラワークのある撮影を行うことができます。
Monitor & Controlについて詳しくは、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.sony.net/ccmc/
この機能は本体ソフトウェアVer.6.00以降で使用できます。
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カメラと、Monitor & Controlがインストールされたスマートフォンを接続する。
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MENU→
(撮影)→[撮影オプション]→[フレーミング設定]→[フレーミング]→[入]を選ぶ。 -
MENU→
(撮影)→[撮影オプション]→[フレーミング設定]→設定したい項目を選択し、希望の設定を選ぶ。- [フレーミング設定]の各項目はMonitor & Control側からでも設定できます。
- Monitor & Controlからフレーミング撮影を開始する。
メニュー項目の詳細
- フレーミング:
- フレーミング撮影を行うかどうかを設定する。([入]/[ 切])
- 記録/ストリーミング:
- メモリーカードに記録する画像やストリーミングで出力する画像をクロップされた画像とするか、全画角の画像とするかを設定する。([クロップ]/[全画])
- HDMI:
- HDMIに出力する画像をクロップされた画像とするか、全画角の画像とするかを設定する。([クロップ]/[全画])
ヒント
- 撮影中や配信中にカメラ側の操作でフレーミング撮影から全画面撮影に戻すには、あらかじめ[
カスタムキー/ダイヤル設定]でお好みのキーに[フレーミング停止 (全画)]を割り当てておき、そのキーを押してください。 -
[
カスタムキー/ダイヤル設定]でお好みのキーに[フレーミング切換]を割り当てておき、そのキーを押すことでフレーミング撮影の[入]と[切]を切り替えることができます。 - フレーミング機能では、4K解像度の画像をクロップすることでカメラワークを実現しています。フレーミング機能を使用する場合は、画質の劣化を抑えるために[
記録方式]をHD画質に設定することをおすすめします。 - シャッタースピードをマニュアルで設定してフレーミング撮影を行う場合は、被写体ブレを抑えるために速めのシャッタースピードに設定することをおすすめします。
ご注意
- フレーミング撮影は動画モード時のみ有効となります。
- [フレーミング]が[入]の場合でも、カメラのモニターには常に全画角の画像が表示され、フレーミング撮影を行っているときはクロップ領域を示す枠が表示されます。
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[
記録方式]と[
動画設定]の設定によっては、[フレーミング]を[入]にすると画角が変化することがあります。

