USBストリーミング(動画)
カメラにパソコンなどを接続し、カメラの映像と音声をライブ配信やWeb会議サービスに利用することができます。あらかじめ、MENU→(セットアップ)→[USB]→[USB接続モード]を[接続時に選択]または[USBストリーミング]に設定してください。
- MENU→(ネットワーク)→[ストリーミング]→[USBストリーミング]で[出力解像度/フレームレート]と[ストリーミング時の動画記録]を設定する。
- カメラとパソコンなどの接続機器をUSBケーブル(市販)で接続する。
カメラの画面に[ストリーミング:スタンバイ]が表示され、配信スタンバイ状態に切り換わる。
- [USB接続モード]を[接続時に選択]に設定している場合は、USB接続モードの選択画面で[ライブストリーミング (USBストリーミング)]を選んでください。
- 接続機器側の端子にあったケーブル、またはアダプターをお使いください。
- お使いのライブ配信/Web会議サービスから配信を開始する。
カメラの画面に[ストリーミング:出力中]が表示される。
- USBストリーミングを終了するには、本機の電源を切るか、USBケーブルを抜いてください。
メニュー項目の詳細
- 出力解像度/フレームレート:
- USBストリーミングで出力する映像の解像度とフレームレートを設定する。([4K(2160p) 30p]/[4K(2160p) 15p]/[HD(1080p) 60p]/[HD(1080p) 30p]/[HD(720p) 30p])
- ストリーミング時の動画記録:
- USBストリーミング中に記録メディアへ動画記録できるようにするかどうかを設定する。([許可]/[禁止])
ヒント
- シャッタースピードやISO感度などをダイヤルやホイールに割り当てたり、ファンクションメニューに登録しておくと、USBストリーミング中でもこれらの値を調整できます。
- ストリーミングデータの形式は、以下のようになります。
- 映像フォーマット:MJPEG*またはYUV420
*解像度がHD(720p)のときはMJPEGになります。
- 音声フォーマット:PCM、48 kHz、16 bit、2ch
- 映像フォーマット:MJPEG*またはYUV420
- USBストリーミング中はパソコンなどからカメラへの給電が行われます。パソコンなどの電源をなるべく消費したくないときは、[USB給電]を[切]にしてください。
- 外部マイクを使用する場合は、カメラの(マイク)端子に接続することで音声と口の動きのずれを最小限に抑えることができます。
ご注意
- USBストリーミングを実行中は、静止画/動画/S&Q切換スイッチの位置にかかわらず常に動画撮影モードに設定されます。
- USBストリーミングを実行中は、以下のことができません。
- 再生画面への遷移
- ネットワーク機能(リモート撮影、スマートフォンによるリモート操作、Bluetooth機能など)
- USBストリーミングを実行中は、以下の機能は無効になります。
- ピクチャープロファイル
- パワーセーブ開始時間
- モニター自動OFF
- 4K(2160p)またはHD(1080p)の解像度でUSBストリーミングを行うときは、SuperSpeed USB 5Gbps(USB3.2)に対応したパソコンと市販のUSBケーブルをお使いください。解像度を4K(2160p)やHD(1080p)に設定していても、USB2.0規格で接続している場合はHD(720p)で出力されます。
- USBストリーミング中に下記の項目の設定を変更すると、配信する画面が一時的に停止することがあります。また、お使いのライブ配信サービスによってはアプリケーションでストリーミングを再開する必要があります。
- [USBストリーミング]の[出力解像度/フレームレート]または[ストリーミング時の動画記録]
- [記録方式]
- [オートフレーミング設定]
- 温度環境やストリーミングの出力画質設定、ストリーミング時の動画記録設定、Wi-Fiの接続環境、ストリーミング開始前の使用状況により、カメラ内部の温度が上昇し、配信できる時間が短くなることがあります。
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