セキュリティ(IPsec)

有線LAN接続やWi-Fi接続時に、カメラとパソコン間の通信を暗号化します。

この機能は本体ソフトウェアVer.4.00以降では使用できません。

セキュアな通信のためには、[アクセス認証設定][入]にしてお使いください。

  1. MENUネットワーク)→[ネットワークオプション][セキュリティ(IPsec)]→希望の設定項目を選ぶ。

メニュー項目の詳細

IPsec
[セキュリティ(IPsec)]機能を使うかどうかを設定する。([入]/[切]
接続先のIPアドレス
[セキュリティ(IPsec)]機能で接続する機器のIPアドレスを設定する。
共有キー
[セキュリティ(IPsec)]機能で使用する共有キーを設定する。

ご注意

  • [共有キー]には、英数字/記号で8文字以上20文字以下の文字列を設定してください。
  • 共有キーを入力するときにマスクを解除すると、第三者に共有キーが見られてしまう危険があります。マスクを解除する場合は、周りに誰もいないことを確認してください。
  • IPsec通信をするためには、接続先の機器がIPsecに対応している必要があります。
    接続先の機器によっては通信ができなくなったり、通信速度が低下する場合があります。
  • 本機のIPsecはトランスポートモードのみで、IKEv2を使用します。
    使用しているアルゴリズムは、AES with 128-bit keys in CBC mode/Diffie-Hellman 3072-bit modp group/PRF-HMAC-SHA-256/HMAC-SHA-384-192です。
    認証の有効期間は24時間です。
  • 正しく設定した接続先の機器とのみ暗号通信が行われます。それ以外の機器との通信は暗号化されません。
  • 詳しいIPsec設定は、お使いの機器のネットワーク管理者へお問い合わせください。
  • [アクセス認証設定][アクセス認証][入]のときは、[セキュリティ(IPsec)]機能は使用できません。
  • [共有キー]の初期値は空です。英数字/記号で8文字以上20文字以下の文字列を設定してください。第三者から解析されないように16文字以上のランダムな文字、および定期的に変更することを推奨しています。一部使用不可能な記号は入力できません。
  • [接続先のIPアドレス]に入力可能な文字数は最大46文字。文字の種類は数字、“.”のみです。