モニター表示とカラーホイール

波形モニター、ヒストグラムモニター、およびベクトルスコープモニターを使用して、カラー値の変更結果を視覚的に確認しながら色調整を行うことができます。モニターは、別ウィンドウで表示しながら色調整を行うことができます。
また、カラーホイールを使用して、色を直感的に調整することもできます。カラーホイールは、ASC-CDLパラメーターを編集するために使用します。


各モニター、カラーホイールの表示/非表示は、画面左下の以下のボタンで切り替えます。

:[波形]ボタン

:[ヒストグラム]ボタン

:[ベクトルスコープ]ボタン

:[ホイール]ボタン

波形モニター

波形モニターには、ビデオ信号の輝度値(明るさまたはYコンポーネント)が表示されます。垂直軸は輝度値を表し、水平軸はフレーム幅に相当します。


以下のボタンで波形モニターの表示を切り替えます。

:オーバーレイの波形を表示

:RGB独立の波形を表示

:Yコンポーネントを表示

:Rコンポーネントを表示

:Gコンポーネントを表示

:Bコンポーネントを表示

:別ウィンドウとしてモニターを表示


以下のボタンをクリックして、波形モニターの表示を調整することができます。

:[波形の設定]ボタン


調整できる項目は以下のとおりです。

  • 波形モニターのスケール
  • 波形に表示される単位の変更(%またはNits)
  • HDRクリップのグレーディングを行うときのAIR* matchingの有効/無効の切り替え

    *Artistic Intent Rendering

ご注意

  • [波形の設定]ボタンは次の2つの条件が両方設定されている場合にのみ使用できます。
    ① 作業色空間が[Rec.2020/S-Log3 (HDR)]
    ② プレビューの色空間が以下のうちのいずれか
    • [Rec.2020/S-Log3]
    • [Rec.2020/HLG]
    • [Rec.2020/HLG AIR Matching (Live)]
    • [Rec.2020/HLG AIR Matching (Mild)]
    • [Rec.2020/HLG (バイパス OOTF)]
    • [Rec.2020/PQ]
    • [Rec.2020/PQ AIR Matching (Live)]
    • [Rec.2020/PQ AIR Matching (Mild)]
    • [Rec.2020/PQ (バイパス OOTF)]
  • [プレビューの色空間]が以下のいずれかに設定されている場合は、1000 cd/m2をピーク輝度としてNits値が計算されます。
    • [Rec.2020/HLG]
    • [Rec.2020/HLG AIR Matching (Live)]
    • [Rec.2020/HLG AIR Matching (Mild)]
    • [Rec.2020/HLG (バイパス OOTF)]
  • 以下の場合は、[AIR Matching]スイッチでAIR Matchingを使用できます。
    [プレビューの色空間]>[Rec.2020/S-Log3]
    [AIR Matching]スイッチをオンにすると、Rec.2020/S-Log3ベースのグレーディングと、設定したHLG*1またはPQ*2モニターの映像の見た目を合わせることができます。

    *1Hybrid Log-Gamma

    *2Perceptual Quantizer

ヒストグラムモニター

ヒストグラムモニターは、各色の強度に対応するピクセル数を表示します。垂直軸はピクセル数を表し、水平軸は0~255のRGBカラーの範囲を表します。


以下のボタンでヒストグラムモニターの表示を切り替えます。

:オーバーレイの波形を表示

:RGB独立の波形を表示

:Rコンポーネントを表示

:Gコンポーネントを表示

:Bコンポーネントを表示

:別ウィンドウとしてモニターを表示

ベクトルスコープモニター

ベクトルスコープを使用して、ビデオ信号のクロミナンス値(カラーコンテンツ)をモニターすることができます。このモニターは、カラーホイール上に色相と彩度をプロットします。


ベクトルスコープには、放送規格に規定されている赤(R)、マゼンタ(Mg)、青(B)、シアン(Cy)、緑(G)、および黄(Yl)の彩度のターゲットが表示されます。ビデオ信号の個々の色は、ベクトルスコープ内ではドットとして表示されます。スコープの中心からドットまでの距離は彩度を表し、ドットからスコープの中心までの線の角度は色相を表します。

例えば、画像に青の色合いがある場合、ベクトルスコープ内でのドットの分布はカラーホイールの青の部分に集中します。画像に範囲外の青の値が含まれている場合、ベクトルスコープの表示は青のターゲットを超えて広がります。


以下のボタンをクリックして、ベクトルスコープモニターの表示を調整することができます。

:[ベクトルスコープの設定]ボタン

:別ウィンドウとしてモニターを表示


調整できる項目は以下のとおりです。

  • スコープのスケールの変更
  • スコープのモノクロ表示の切り替え
  • スコープに表示されている色の明るさの調整
  • スコープのガイド基準線(格子線)の明るさの調整

カラーホイール

リフト用、ガンマ用、ゲイン用のカラーホイールがあります。現在のレベルが視覚的に表されるので、色を直感的に調整できます。調整中は、各モニターの表示とクリップのプレビューが更新されるため、色の変化をリアルタイムで確認することができます。


色相と彩度を調整するには、カラーホイールの中心点をドラッグします。また、RGBすべてのコンポーネントの輝度を同時に上げるには、カラーホイールの横にあるスライダーのハンドルをドラッグします。カラーホイールをリセットするには、移動した中心点をダブルクリックします。輝度をリセットするには、スライダーのハンドルをダブルクリックします。


ヒント

  • ベクトルスコープを使用して、シーンとシーンの間の色を調整できます。調整をしないと、複数のカメラで撮影したシーン間の色味が明らかに異なる場合があります。
  • カラーホイールの調整に、Tangent Controlを使用することもできます。
  • カラーホイールの中心点やスライダーのハンドルを大きく動かすには、キーボードの[Shift]キーを押しながらドラッグします。
  • カラーホイールの中心点やスライダーのハンドルの位置を微調整するには、キーボードで以下のキーを押しながらドラッグします。
    Windows:Ctrl
    macOS:⌘
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