HDMI接続について
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)は、映像および音声信号をデジタルフォーマットで伝送するインターフェースです。ソニーの“ブラビアリンク”に対応する機器をHDMIケーブルでつなぐと、操作が簡単になります。
HDMIの特長
- HDMIで転送されたデジタル音声信号を本機につないだスピーカーから出力できます。ドルビーデジタル、DTS、DSDおよびリニアPCMの音声信号に対応しています。
- HDMI接続により、マルチチャンネルリニアPCM(最大8チャンネル)の信号を192 kHz以下のサンプリング周波数で受信することができます。
- DTS-HD Master Audio、ドルビーTureHD、およびオブジェクトベースの音声フォーマット(DTS:X、ドルビーアトモス)にも対応しています。
- eARC/ARC機能により、テレビの音声信号を受信することができます。
- 3Dコンテンツを楽しむには、3Dに対応したテレビおよび映像機器(ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤーなど)と本機を、イーサネット対応ハイスピードHDMIケーブルでつないでください。
- HDMIケーブルは、18 Gbpsに対応したプレミアムハイスピードHDMIケーブル(イーサネット対応)をお使いください。8K、4K/120pなど高精細な映像信号を視聴する場合は、48 Gbpsに対応したウルトラハイスピードHDMIケーブルをご使用ください。
- 本機のHDMI端子は次の規格・機能に対応しています。
- HDCP 2.3(High-bandwidth Digital Content Protection System Revision 2.3)に準拠しています。テレビやAV機器のHDCP 2.2または2.3対応端子につないでください。詳しくは、お使いのテレビまたはAV機器の取扱説明書を参照してください。
- ITU-R BT.2020規格に準拠した広色域に対応しています。
- Deep Color、HDR(ハイダイナミックレンジ)、3D映像信号の伝送に対応しています。
- GAME (for AUDIO)端子、MEDIA BOX端子、OUT A(TV)端子、OUT B/ZONE 2端子は4K120p、8Kまでの映像信号、圧縮映像、VRR、ALLM信号の伝送に対応しています。
- BD/DVD端子、SAT/CATV端子、VIDEO端子、SA-CD/CD端子は4K60pまでの映像信号の伝送に対応しています。
- HDCP 2.3は、4K映像や8K映像などのコンテンツを保護するための著作権保護技術です。
- BT.2020は、スーパーハイビジョンテレビのために策定された広色域規格です。
- HDRは、より広い明るさのダイナミックレンジで映像を表示できる映像フォーマットです。本機はHDR10方式、HLG(Hybrid Log-Gamma)方式、Dolby Vision方式に対応しています。
- VRR(Variable Refresh Rate)は、ゲームなどのフレームレートに合わせて表示側のリフレッシュレートを調整することで、映像のかくつきを抑え、なめらかに表示することができる映像の伝送方式です。
- ALLM(Auto Low Latency Mode)は、ゲームなどの出力に連動して自動で低遅延モードに切り替わる機能です。
ご注意
- お使いのテレビや映像機器によっては、4K/8Kコンテンツや3Dコンテンツが表示されない場合があります。本機が対応しているHDMI映像フォーマットを確認してください。
- 本機にテレビを2台つないでいる場合は、Dolby Visionコンテンツが表示されないことがあります。詳しくは、「HDMI映像信号を出力するテレビを切り替える」をご覧ください。
- つないだ機器について詳しくは、機器の取扱説明書を参照してください。