スピーカーの位置を補正する(SPKリロケーション / ファントムSB)(スピーカーリロケーション/ファントムサラウンドバック)

D.C.A.C. IX(デジタルシネマ自動音場補正)の測定結果をもとにスピーカーの位置(測定位置からの各スピーカー配置角度)を補正し、理想的なスピーカー配置によって得られるサラウンド効果に近づけることができます。またこれにより、例えば5.1.2チャンネルスピーカーシステムでも、聴感上最大で7.1.2チャンネルスピーカーシステム相当のサラウンド効果を楽しめます。

  1. ホームメニューから[設定]-[音声設定]を選ぶ。
  2. [SPKリロケーション / ファントムSB]を選ぶ。
  3. お好みの設定を選ぶ。
    • タイプ A: 各スピーカーの距離と角度を補正して、理想的に配置されたサラウンドシステムの音場を再現します。サラウンドスピーカーが設置されているときは、背後にサラウンドバックスピーカーを配置したような効果を生み出します。

      フロントハイスピーカーやトップミドルスピーカーなどハイトスピーカーが設置されているときは、ハイトスピーカーをフロントスピーカーの左右の位置と同一線上に配置したような効果を生み出します。

    • タイプ B: 各スピーカーの距離と角度を補正して、理想的に配置されたサラウンドシステムの音場を再現します。さらに、サラウンドスピーカーが設置されているときは、サラウンドスピーカー4個をほぼ均等の角度に配置したような効果を生み出します。

      フロントハイスピーカーやトップミドルスピーカーなどハイトスピーカーが設置されているときは、ハイトスピーカーをフロントスピーカーの左右の位置と同一線上に配置したような効果を生み出します。

    • 切: スピーカーの位置を補正しません。

ご注意

  • 以下の場合、この機能は働きません。
    • [ダイレクト]が使われていてアナログ入力が選ばれているとき
    • [インシーリングスピーカーモード]が[フロント&センター]または[フロント]に設定されているとき
    • [DSDネイティブ再生]が[入]に設定されていて、DSDフォーマットの信号を再生しているとき
  • [SPKリロケーション / ファントムSB]の設定を行う場合は、事前に自動音場補正を行ってください。