レンズを取り付ける
Eマウントレンズ、またはAマウントレンズの取り付けかたを説明します。
ご注意
- レンズを本機に取り付けたまま輸送しないでください。
- Aマウントレンズ使用時は、アイリスがマニュアルに、フォーカスがMFになります。
- パン・チルトロックレバーをLOCK位置にスライドして、カメラヘッドのパン・チルトをロックする。
ご注意
- パン・チルトロックレバーをLOCK位置にスライドしても、カメラヘッドがパン・チルトする場合は、ロックされるまで、手でカメラヘッドを動かしてください。
- レンズサポート部のレンズ三脚座固定ネジのクランプレバーを反時計回りに回して緩め、レンズ三脚座固定ネジをレンズに干渉しない位置に移動する。
A:OK
B:NG
- カメラヘッドロックレバーを矢印の方向に回し、カメラヘッドの固定を解除する。
ご注意
- カメラヘッドを再度固定するまでの間、カメラヘッドが自重で移動してけがをする恐れがあります。カメラヘッドを手で支えながら作業してください。
- カメラヘッドをスライドさせて最前面まで移動させる。
- カメラヘッドロックレバーを矢印の方向に回し、カメラヘッドを固定する。
ご注意
- チルト動作の妨げになることを避けるために、カメラヘッドロックレバーが他の部品と接触しないことを確認してください。
- 本体とレンズから、キャップやカバーを取り外す。
- 本機とレンズのマウント標点(白色)を合わせ、レンズを軽くカメラヘッドに押し付けながら、「カチッ」と音がするまで時計方向にゆっくり回す。
A:マウント標点(白色)
ご注意
- Aマウントレンズを取り付けて使用する場合は、本機にマウントアダプター(別売)を取り付けてからAマウントレンズを装着してください。
- カメラヘッドロックレバーを矢印の方向に回し、カメラヘッドの固定を解除する。
ご注意
- カメラヘッドを再度固定するまでの間、カメラヘッドが自重で移動してけがをする恐れがあります。カメラヘッドを手で支えながら作業してください。
- スライドベースが水平になるように、カメラヘッドを前後させてバランスをとる。
ご使用のレンズが以下のレンズの場合、スライドベースの位置目盛を参考にして大まかなバランスをとることができます。
目盛位置 レンズ名 0.5 SEL70200GM(SEL20TC装着時) 1.7 SEL70200GM 2.0 SEL70200GM2(SEL20TC装着時) 3.0 SELP28135G, SEL70200GM2 3.5 SELP18110G 3.6 SELC1635G 4.3 SEL70200G 5.0~ SEL1224GM, SEL1635GM, SELP1635G, SELP18105G, SELP1020G ご注意
- スライドベースの目盛は大まかなバランスをとるための参考として使用してください。
- 実際の取り付け時に、前後に傾かない位置に適宜調整を行ってください。
- バランス調整は水平な場所で行ってください。
- SELC1635Gは、レンズサポートユニットを取り外して使用してください。
- カメラヘッドロックレバーを矢印の方向に回し、カメラヘッドを固定する。
ご注意
- チルト動作の妨げになることを避けるために、カメラヘッドロックレバーが他の部品と接触していないことを確認してください。
確認方法:パン・チルトロックレバーをUNLOCK位置にスライドして、手でカメラブロックを上に向けて、他の部品と接触していないことを目視で確認します。もし接触していたら、カメラヘッドロックレバーを再度矢印の方向に回してください。
- チルト動作の妨げになることを避けるために、カメラヘッドロックレバーが他の部品と接触していないことを確認してください。
- レンズサポートクランプレバーを反時計回りに回してレンズサポートユニットを緩める。
A:レンズサポートロッドのクランプレバー(2箇所)
B:レンズサポートユニット
- レンズサポートユニットを移動して、レンズ三脚座固定ネジをレンズの三脚座に合わせ、時計回りに回してねじ込む。
ご注意
- レンズの三脚座をレンズ三脚座固定ネジと垂直にしてから取り付けてください。
- レンズ三脚座固定ネジのクランプレバーを時計回りに回してレンズ三脚座ネジを固定する。
A:レンズ三脚座固定ネジ
B:取付け穴
C:レンズ三脚座固定ネジのクランプレバー
ヒント
- クランプレバーが回しにくい位置にある場合は、クランプレバーを引き出してから操作しやすい位置まで回します。位置をきめたらクランプレバーを元の位置に戻します。
A:レンズ三脚座固定ネジのクランプレバー
B:レンズサポートロッドのクランプレバー
- レンズサポートロッドのクランプレバー(2箇所)を時計回りに回して、レンズサポートユニットを固定する。
- 固定が必要なレバーに緩みがないこと、レンズが正しく取り付けられていること、およびレンズのスイッチ類が正しく設定されていることを確認する。
- レバーの緩みがあったり、レンズが正しく取り付けられていないと事故の原因となりますのでご注意ください。
- Eマウントの電動ズームレンズを使用する場合、カメラにプリセットポジションとして記憶したズーム位置を正確に復元するため、別途レンズのキャリブレーションを行う必要があります。詳しくは、「準備:Eマウントレンズのキャリブレーションを行う」をご覧ください。