トラッキングデータを出力する

本機は、free-d D1プロトコルとOpenTrackIOプロトコルのトラッキング情報を、同期信号にあわせて出力することができます。

それぞれの主な出力データ内容は以下の通りです。

プロトコル 主な出力データ
free-d D1
  • レンズ情報(レンズエンコーダー、アイリス)
  • カメラ位置・向き情報
OpenTrackIO
  • レンズ情報(レンズエンコーダー、焦点距離、入射瞳位置、被写体距離、アイリス)
  • カメラ位置・向き情報
  • カメラ情報(ISO感度、シャッター角度、フィルムバックサイズ、フレームレート)
  • タイミング情報(タイムコード)

本機はOpenTrackIO v1.0.1に準拠しています。

  1. Web Appにアクセスする。
  2. トラッキングデータの出力方法を設定する。

    出力するプロトコル(free-d D1 / OpenTrackIO)および、転送方式(ユニキャスト/マルチキャスト)によって設定内容が異なります。

    ユニキャストでfree-d D1プロトコルのトラッキングデータを出力する場合

    1. Webメニューの[Technical]>[Tracking Data Output]>[Unicast Destinations]>[1]~[4]で、それぞれ以下の項目を設定する。
      項目 説明
      IPv4 Address 出力先のIPアドレスを指定します。
      Port 出力先のポート番号を指定します。
      Protocol 「free-d D1」プロトコルを指定します。
      Output トラッキングデータ出力を「On」に設定します。
    2. Technical]>[Tracking Data]>[free-d D1]で以下の項目を設定する。
      項目 説明
      Camera ID 本機のIDを指定します。

    ユニキャストでOpenTrackIOプロトコルのトラッキングデータを出力する場合

    1. Webメニューの[Technical]>[Tracking Data Output]>[Unicast Destinations]>[1]~[4]で、それぞれ以下の項目を設定する。
      項目 説明
      IPv4 Address 出力先のIPアドレスを指定します。
      Port 出力先のポート番号を指定します。
      Protocol 「OpenTrackIO」プロトコルを指定します。
      Encoding エンコーディング形式を指定します。
      Output トラッキングデータ出力を「On」に設定します。
    2. Multicast Destination]で以下の項目を設定する。
      項目 説明
      Source Number (OpenTrackIO) ソース番号を指定します。

    マルチキャストでfree-d D1プロトコルのトラッキングデータを出力する場合

    1. Webメニューの[Technical]>[Tracking Data Output]>[Multicast Destination]で、それぞれ以下の項目を設定する。
      項目 説明
      IPv4 Address 出力先のIPアドレスを指定します。
      Port 出力先のポート番号を指定します。
      Protocol 「free-d D1」プロトコルを指定します。
      Output トラッキングデータ出力を「On」に設定します。
      TTL TTL値を指定します。
    2. Technical]>[Tracking Data]>[free-d D1]で以下の項目を設定する。
      項目 説明
      Camera ID 本機のIDを指定します。

    マルチキャストでOpenTrackIOプロトコルのトラッキングデータを出力する場合

    1. Webメニューの[Technical]>[Tracking Data Output]>[Multicast Destination]で、それぞれ以下の項目を設定する。
      項目 説明
      IPv4 Address 出力先のIPアドレスを指定します。
      Port 出力先のポート番号を指定します。
      Protocol 「OpenTrackIO」プロトコルを指定します。
      Encoding エンコーディング形式を指定します。
      Output トラッキングデータ出力を「On」に設定します。
      Source Number (OpenTrackIO) ソース番号を指定します。
      TTL TTL値を指定します。

ヒント

  • トラッキングデータの出力先はIPv4でのみ設定できます。

データの出力形式について

ヒント

  • 技術情報の詳細は「カメラトラッキングデータ出力機能のインテグレーションマニュアル」に記載しています。ソニーの営業担当にお問い合わせください。

本機が出力するトラッキングデータは、free-dプロトコルのType D1で規定された形式、またはOpenTrackIOプロトコル形式に従ってデータを格納して出力されます。

OpenTrackIOプロトコルを設定した場合は、エンコーディング形式としてJSON形式(テキスト表現のデータ記述フォーマット)、またはCBOR形式(バイナリ表現のデータ記述フォーマット)に従ってデータを格納して出力されます。

ご注意

  • 以下の状態のときにトラッキングデータが遅延したり、値が更新されない場合があります。

    • S&QモーションがONのとき
    • カメラメニューを表示しているとき
    • サムネイル画面を表示しているとき
    • 記録したクリップを再生中のとき
    • Webメニューを表示しているとき
  • トラッキングデータの送出が不要な送出先の[Output]設定は[Off]にしてください。
  • 送出は、[Unicast Destinations]の[1]、[2]、[3]、[4]、[Multicast Destination]の順に行われます。複数の送信先に出力する場合、順番が後の送信先ほど遅延量が大きくなります。(遅延時間はネットワーク環境により増加する場合があります。)
  • バージョン4.00よりカメラオフセット情報の取り扱いを変更しています。