ストリーミング方式を設定する
ストリーミングの方式は、Webメニューの[Stream]メニュー >[Stream]>[Stream Setting]の[Setting]で設定します。
[Setting]で[RTSP]を選択した場合
RTSPストリーミングでは、1台のカメラ映像を5人までのユーザーが同時に閲覧可能です。
ビデオコーデックモードを2つまで設定できます。
[Port Number]
RTSP 配信で使用するポート番号を設定します。工場出荷設定値は554です。
設定を変更するとRTSP サーバーが再起動します。
[Time Out]
RTSP配信でKeep-Aliveコマンドによるタイムアウトの時間を指定します。タイムアウトする時間は0秒~600秒の間で指定できます。工場出荷設定値は60秒です。
設定が0秒のときは、Keep-Aliveコマンドによるタイムアウトが発生しません。
[Authentication]
認証の要否を設定します。
[Video Port Number 1]、[Video Port Number 2]
RTSPでユニキャスト配信時に使用する映像データの通信ポート番号を指定します。工場出荷設定値は[Video Port Number 1]は51000、[Video Port Number 2]は53000です。1024~65534の偶数番号を指定してください。実際には映像用のデータ通信・制御用として、ここで設定した番号とそれに1を加えた奇数番号の2つのポート番号が利用されます。
[Video Port Number 1]、[Video Port Number 2]は、それぞれ[Stream]メニュー >[Video Stream]の[Video Stream 1] 、[Video Stream 2]に対応します。
[Audio Port Number]
RTSPでユニキャスト配信時に使用する音声データの通信ポート番号を指定します。工場出荷設定値は57000です。1024~65534の偶数番号を指定してください。実際には音声用のデータ通信・制御用として、ここで設定した番号とそれに1を加えた奇数番号の2つのポート番号が利用されます。
[Setting]で[RTMP]を選択した場合
RTMPに使用できるビデオコーデックモードはH.264のみです。RTMPを使用する場合は、Webメニューの[Stream]メニュー >[Audio Stream]を[On]にしておく必要があります。
[Server URL]
アップロード先のURL を設定します。「rtmp://」または「rtmps://」で始まる文字列で指定してください。
[Stream Key]
利用するサイトから取得したストリームキーを入力します。[Clear]ボタンでクリアします。
ご注意
- ストリームキーの取り扱いには充分に注意してください。ストリームキーを第三者に知られると、なりすまして配信される危険性があります。
[Root Certificate]
RTMPSプロトコルでストリーミングするときに必要なルート証明書をインポートします。ルート証明書をインポートするには[Load]ボタンを押して、ルート証明書を選択します。ファイル選択ダイアログで[OK]ボタンを押すと、選択したファイルが本機にインポートされます。インポート済みのルート証明書が本体内にある場合はそのルート証明書が更新されます。インポートした証明書を削除するには設定画面内の[Delete]ボタンを押します。[Root Certificate Status]には、ルート証明書の状態が表示されます。
ご注意
- ルート証明書はストリーミングサービスに必要とされるものをインポートしてください。
[Setting]で[SRT-Caller]または[SRT-Listener]を選択した場合
ビデオコーデックモードはH.264のみです。
[Destination]
ストリーミングモードが[SRT-Caller]の場合に表示されます。接続先URLを設定します。
[Port Number]
ストリーミングモードが[SRT-Listener]の場合に表示されます。待ち受けのポート番号を設定します。工場出荷設定値は4201です。
[Latency]
遅延量を20 ms~8000 msの間で設定します。工場出荷設定値は120です。
[TTL]
TTL値を1~255の間で設定します。工場出荷設定値は64です。
[Encryption]
暗号化方式を選択します。Off、AES128、AES256から選択してください。工場出荷設定値はOffです。
[Passphrase]
暗号化に使用するパスフレーズを設定します。[Clear]ボタンを押すと設定したパスフレーズがリセットされます。
[ARC]
自動レート制御機能を有効にする場合は、Onにします。
自動レート制御機能を有効にすると、通信回線の混雑などにより発生する映像の途切れを軽減することができます。
[Setting]で[NDI|HX]を選択した場合
本機はNewTek社のNDI|HX version 2に準拠しています。
NDI|HXを使用するには、ライセンスキーの購入が必要です。
ライセンスキーの購入先
下記のNewTek URLよりご購入ください。
https://www.newtek.com/ndihx/products/upgrade/
ご注意
- NDI|HXの最新ドライバーをダウンロードしてNewTek製品にインストールしてください。
- NDI|HXへの設定登録および操作方法は、NewTek製品の説明書をご覧ください。
[License]
ライセンスが有効な場合、ライセンス情報が表示されます。
[Source Name]
ソースネームが表示されます。
[Group]
NDIのグルーピング機能を有効にする場合は、Onにします。
[Group Name]:NDIのグループ名を設定します。カンマ区切りで複数設定できます。
[Discovery Server 1]、[Discovery Server 2]
NDIディスカバリ-サーバー1、NDIディスカバリーサーバー2を設定します。
[Reliable UDP Mode]
Reliable UDPモードを有効にする場合は、Onにします。
[Multicast Mode]
マルチキャスト配信を有効にする場合は、Onにします。
[Multicast Prefix]:マルチキャスト配信で使用するプリフィックスを設定します。
[Multicast Netmask]:ネットマスクでマルチキャストアドレスの範囲を設定します。
[Multicast TTL]:マルチキャスト配信のTTLを1~256の間で設定します。工場出荷設定値は3です。
[Multi-TCP Mode]
Multi-TCPモードを有効にする場合は、Onにします。
[Unicast UDP Mode]
Unicast UDPモードを有効にする場合は、Onにします。
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