ボケ具合を調節する
手順2~4の設定値は、必要に応じて適宜調節してください。
- ボケ調節機能をOnにする。
- アイリスを開放端にする。
- NDフィルターを1/128に設定する。
- ゲインを0dBにして、照明で適正露出にする。
- フォーカスを合わせる。
- アイリスを調節する。
ボケ具合が変化します。
ご注意
- 操作スピード、レンズ、撮影設定、被写体によって見え方が異なり、明るさが変化して見える場合があります。撮影前のカメラテストを強くおすすめします。
- アイリスを絞った後に開くとき、または開いた後に絞るとき、のように操作方向を変更する際には明るさが変化する場合があります。その場合は、あらかじめ余分に操作してから少し戻して明るさを確認してから、撮影を開始してください。例えば、F8から絞りを開いて背景をぼかしていく撮影をしたい場合、事前にF8よりも余分に絞った後に再度F8まで開いてから明るさを確認し、撮影を開始してください。
- ボケ調節の操作はゆっくり行ってください。操作を速くする場合は画の変化を確認しながら徐々にお試しください。
ヒント
- ボケ調節機能がOnの場合は、アイリス調節による露出変化をNDフィルターおよびゲインが連動し相殺することで、ボケ具合を変化させることができます。
- ボケ調節はアイリス操作に対して、まずNDフィルターから連動します。NDフィルターが変化できなくなった際に、ゲインが連動します。
- MFのときはいったんアイリスを開けて、ピントを合わせておくことをおすすめします。
- ボケ調節機能の代わりにオートNDフィルターを使用すると、NDフィルターが被写体の明るさの変化に追従します。
ゲイン連動中の表示について
ボケ調節機能がOnのとき、アイリスを調節するとゲインが変化することがあります。
ゲインが連動して変化した際は、画面上に注意メッセージが表示され、ゲイン表示の(B)アイコンが点滅します。