タリー信号を接続する

タリー信号の制御について説明します。

リモートコントローラーからの信号でタリーランプを点灯させる

RM-IP500などの外部機器からVISCA over IPのコマンドにより、タリーランプを点灯させることができます。

Webメニューまたはカメラメニューの[Technical]メニュー >[Tally]の[Tally Control]を[External]に設定してください。

外部機器からタリーランプを点灯させる

RM-IP500やスイッチャーなどの外部機器から本機のタリーランプを赤色または緑色に点灯させることができます。 タリーの制御はネットワークコマンドによる通信、および本機のOPTION端子へのタリー信号入力により行うことができます。

Webメニューまたはカメラメニューの[Technical]メニュー >[Tally] >[Tally Control]を[External]に設定してください。

OPTION端子にタリー信号を入力する場合は、7番ピンをGND(4、5ピンのどちらか)に短絡することでタリーランプを緑色に、8番ピンをGND(4、5ピンのどちらか)に短絡することでタリーランプを赤色に点灯させることができます。

ご注意

  • [Tally Control]を[External]に設定すると、タリーランプに本機の記録状態は表示されなくなります。
  • Red TallyとGreen Tallyが同時に入力されたとき、本機のタリーランプは赤点灯します。

OPTION端子のピン仕様

ピン番号 信号方向 信号仕様
1 RS-232C TX信号(レンズコントローラー用)
2 RS-232C RX信号(レンズコントローラー用)
3 OUT
  • Green Tally点灯出力
  • Green Tally点灯時はLowを出力
  • Green Tally消灯時はHi-Z(Open Drain出力)
4 GND(Ground)
5 GND(Ground)
6 OUT
  • Red Tally点灯出力
  • Red Tally点灯時はLowを出力
  • Red Tally消灯時はHi-Z(Open Drain出力)
7 IN Green Tally外部制御入力
Ground(4、5ピンのどちらか)に短絡すると、本機のタリーが緑色で点灯
8 IN Red Tally外部制御入力
Ground(4、5ピンのどちらか)に短絡すると、本機のタリーが赤色で点灯

本機の信号で外部機器のタリーランプを点灯させる

OPTION端子の3および6番ピンを以下のように接続して、本機の信号で外部機器のタリーランプを点灯させることができます。

OPTION端子の3、6番ピン接続例

ご注意

  • 7、8ピンに電圧を加えないでください
  • OPTION端子には電圧を印可するような外部機器を接続しないでください。
  • 3、6ピンに定格を超える突入電流、逆起電力を印加すると、故障、発煙、発火の原因となります。
  • 出力信号は、Webメニューまたはカメラメニューの[Technical]メニュー >[Tally]の[Tally Control]の設定に従います。

    Internal]:本機の記録動作状態

    External]:本機がIN信号やリモートコントローラなどから受けたRed/Green各タリー信号の論理和