ガンマ表示アシスト機能

カスタム撮影で、フルメニューの[Project]-[Base Setting]-[Target Display]を[HDR(HLG)]に設定したとき、[Monitoring]ステータスの[Gamma Display Assist]を[On]に設定すると、ビューファインダーをHDR撮影しやすい表示にすることができます。フルメニューの[Monitoring]-[Gamma Display Assist]-[Setting]でも設定することができます。

ガンマ表示アシスト機能有効時にビューファインダーの表示を選択する

ガンマ表示アシスト機能が有効なときにビューファインダーのHDR映像の表示方法を次の2種類から選択できます。

HDRの低輝度部分や高輝度部分のコントラストを保持して表示する

HDRの表現力を活かし、明るめの露出、または暗めの露出で撮影した場合にも、黒つぶれや白飛びを起こさずに映像をビューファインダーに表示できます。その反面、全体のコントラストは少し低くなります。

この表示方法を使用するには、フルメニューの[Project]-[HDR Setting]-[LCD/VF SDR Preview]を[Off]に設定します。

HDRからSDRへの変換を想定して簡易変換されたSDRを表示

いままでのSDRと同様の感覚でのカメラオペレーションが可能です。

HDRとSDRのゲイン差を[SDR Gain]で設定することで、HDR映像の明るさを設定できます。

この表示方法を使用するには次の設定を行います。

  1. フルメニューの[Project]-[HDR Setting]-[LCD/VF SDR Preview]を[On]に設定する。
  2. フルメニューの[Project]-[HDR Setting]-[SDR Gain]でHDRモード時のSDRゲイン値を調節する。

ヒント

  • 撮影後、SR Live Metadataを使用してHDR映像からSDRに変換する場合、変換に[SDR Gain]が適用され、撮影時にビューファインダーで確認していた露出のSDR映像に変換されます。
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