ルックをほかのカメラと共有する
ルックをSceneファイルとして、Sceneファイルの保存・読み込み機能に対応している他のカメラと共有することができます。フルメニューの[Paint/Look]の設定項目が本機能の対象です。
フルメニューの[Paint/Look]-[Scene File]で、Sceneファイルの保存・読み込みを行います。
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[Paint/Look]メニューの各設定項目でお好みのルックにする。
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[File Name]でルックに名称を設定する。
詳しくは「Sceneファイルの名称を編集する」をご覧ください。 -
[Store Internal Memory]を実行し、現在のルックをSceneファイルとして内蔵メモリーに保存する。
詳しくは「ルックをSceneファイルとして保存する」をご覧ください。
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[Save to Media(B)]を実行し、内蔵メモリーのSceneファイルをメモリーカードに保存する。
詳しくは「内蔵メモリーのSceneファイルをメモリーカードに保存する」をご覧ください。
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手順4でSceneファイルを保存したメモリーカードを、本機能に対応している共有先のカメラのスロットBに挿入する。
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共有先のカメラで[Load from Media(B)]を実行し、Sceneファイルを内蔵メモリーに読み込む。
詳しくは「メモリーカードに保存されているSceneファイルを内蔵メモリーに読み込む」をご覧ください。
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共有先のカメラで[Recall Internal Memory]を実行し、内蔵メモリーに保存されているSceneファイルを呼び出す。
手順3で保存した共有元のカメラのルックが、このカメラの画質設定に適用されます。
ファイルの保存先について
Sceneファイルは、メモリーカード内の以下のディレクトリーに保存されます。
| フォルダパス |
|---|
| /PRIVATE/SONY/PRO/SCENE |
ご注意
- メモリーカード上でファイル名の重複がある場合は、コピーカウンターが自動で付与されます。
- 読み込んだSceneファイルの設定画質を完全に再現することはできません。
- メモリーカードから読み込んだSceneファイルには存在するが、読み込みを行ったカメラにはない設定項目は、読み込まれません。
- 読み込みを行ったカメラには存在するが、メモリーカードから読み込んだSceneファイルにはない設定項目については、読み込みを行ったカメラでは初期値が設定されます。
- 設定項目が同じでも、メニュー上の設定値範囲が違う場合は、対応する設定値範囲内で読み込みを行います。
- 設定値が読み込めても、センサーやカメラ信号処理の機種ごとの違いにより、同じ画質にはならないことがあります。読み込みを行った後、画質の確認をしてください。
- Sceneファイルの保存数は、SDR用とHDR用で各60個以内にしてください。これを超えると、保存しているすべてのファイルがカメラで参照できなくなります。